*邪神も段々小さく弱くなる(御垂示録4号 昭和26年11月8日①)

十一月八日

《お伺い》このお部屋にお住みになっておられました事を考えますと。

《御垂示》やっぱり、資格者も何となく増えていくんでしょうね。しかし霊的の方では、大分発展の段階に入って来ているんですね。実りかけて来たですね。今迄は棒だったんですからね。いくらか実の形がね。いくら良いものでも、やっぱりそれだけの年数を経なければね。でも、我々の方は早いんですよ。キリストなんか――死んで、どうやらして百年位経ってからでしょう。それと、お釈迦さんみたいに目出たく死んだのなら良いですがね。キリストなんか、ああ言う死に方ですからね。「よほどあいつは悪い人間に違いない。太い野郎だ」と言うので、そこで皆んな本当の事が分からないからね。

《お伺い》小浜おばまの新聞に出た事は、まことに。

《御垂示》今、邪神も段々小さいところよりか手が出ない様になって来たんです。やっぱり、ああ言う事は最後迄あります。しかし、段々小さく弱くなって来るからね。

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