御教え*『結核信仰療法』/霊的借金/病気を治す(御教え集7号  昭和27年2月15日②)

『結核信仰療法』

【御教え】二、三日前アメリカで――あっちの大学に入っている人ですが、勉強の傍ら大いに浄霊や宣伝をやっている学生ですね。其人から時々報告が来るんですが、二、三日前に来た報告によると、アメリカは結核が大変なんです。処が、日本の色々な報告を見ると、非常に結核は減ったと言っている。医学の報告によると、百人に六人の割合と言ってます。処が昨年の統計では、結核で死んだ方が、他の全部の死亡者の合計より多いと言うんです。大変なものです。それに就て私は、今度『結核信仰療法』に書きましたが、ストレプトマイシン、BCGで一時抑えつけるから、一時止まるんです。それは結核が延期したんだから、いずれは悪性な結核が発生する。と書いてありますが、アメリカは丁度それになっているんですね。抑えつけていたが、それが抑え切れずに、一時に発生したんですね。日本はその次になりますね。数年のうちにそうなる。ですから『結核信仰療法』を飜訳してアメリカあたりにも、読む様な適当な方法をする積りです。之はかなり――結核療法は徹底して書いてあるんです。何にも遠慮しないで書いてあるんです。一寸でも向こうから、突っ込んで来られない様に書いた積りです。私は随分この原稿には、特に念を入れて書き直したりして、やっと大体出来上ったんです。で、之は来月か再来月あたり出版して、之もまず、医科大学とか大病院、結核療養所、勿論両院議員から各大臣――そう言う方面に配付する積りですがね。之は、「農業特集号」なんかと違って、もっとずっと驚く訳ですね。一度はやらなければならないですがね。もう、そう言う時期が来ましたからね。まず第一歩として之をやるんです。之は一通り続けて読む積りですがね。結核と、医学に関して徹底的に書いてありますからね。今日は最初の方丈読ませます。

 やっぱり、マイシンや、ああ言う物を使うと、一時良くなるですね。一時良くなっても、結核菌は少しも変わりないと言うんです。つまり表面に現われている浄化をめた丈なんです。之は、医学でも知っているんです。一時苦痛丈を止めても、結核菌は依然として居るんですからね。そこの一寸ちょっとした点ですが、解らないんですね。一種の迷信ですね。それを解らせれば良いんですがね。今度の本を見たら、どうしても解るんですね。で、結局根本は、お医者さんの頭を切替えなければならないですね。医学者ですね――この人達を解らせれば、みんな解決する。患者の方丈解らせても、到底追いつかないですね。やっぱり、製造する元をつかなければね。製造停止をやらなければ駄目ですね。

霊的借金、神様が借金を減らしてくださる

之は一寸、病気に関係のない論文ですがね。

(御論文「依頼心を去れ」のあとの御教え)【註  栄光一四五号】

これは物質的な借金の話ですが、宗教的に言うと霊的借金が大変なんです。みんな病気で苦しむとか、色んな災いとか、金で苦しむとか、色々ありますが、それは霊的借金を返してる訳ですね。その苦しみなんです。だから、つまり今の人間は霊的の借金と物質的の借金と、両方で苦しんでいる訳ですね。つまりメシヤ教がやっている事は、まず肝腎な根本である霊的借金を返す方法と、それから神様が借金を減らして下さるのですね。それでまあ、幸福になって、地上天国が出来る訳なんです。処が、医学で借金を返そうとしても、医学の方では借金を返す力が全然ないんですから、そこで、無いのにある積りになってるんですね。だから、実は借金取りの方を延期する訳ですね。延期するからして、利子が段々かさんで来ると言う訳ですね。だから、今読んだ通り、医学と言うものは病気を治すと言うんでなく、苦痛緩和する、それの進歩したものだと言う訳ですね。つまり、借金を延ばす研究をしたもので、まあ――延ばすのが上手うまくなったんですね。益々延ばすのが進歩して来て――延ばす丈は一時楽になるからね。昨今死亡率が減るとか、結核が減ると言うのは、そう言うのです。処が医学の方の借金を延ばすと、中々利子が高いんですよ。処が段々、神様の方は利子が高くなって来る。そこで、今迄相当期間延ばす丈でも、延ばせなくなった。今新しいストレプトマイシン、テラマイシンだとか、オーレオマイシンだとか、パスだとか色々ありますが、あれは借金を延ばす延期方法が進歩する訳ですね。段々借金を催促するのが強くなる。だから延期する方も新しいのを作っているんです。処が、借金を催促するのが、神様の方が激しくなると言うのは、霊界が明るくなると言う訳です。結局、延期が追いつかなくて破産する、と言うのが最後の審判なんです。それじや可哀相――可哀相じやない、人間も減らなければならない――破産者があるからね。だから神様はそれを解らせて、借金を帳消しにもするし、減らすにも自由自在の神様ですから、それを我々が助ける可く一生懸命になっていると言う訳ですね。ですから借金で考えていくと、一番解り易いんですよ。

宗教で病気を治すと言う事がなかった

之は幾らかそれに関係のある論文ですがね。

 それで、今度アメリカからの通信によると、アメリカでは現在カトリック教ですね。あれが七割だそうですね。プロテスタントが三割――そんな割合だそうです。唯、始末の良い事は、アメリカ人は全部信仰心があるそうです。日本人と違って、神がないと言う――そんな事はないそうですね。唯、アメリカ人の神様はキリストですが、唯そんな点は非常に始末が良いそうです。無神論はないんです。全部有神論ですからね。唯、カトリックが勢力を得ている。カトリックは非常に固いんです。カンカンです。で、カトリックは立派な病院を作っているんです。まあ、医学一点張りでやっているんです。いずれ、之を崩さなければならないんですが、大変な仕事です。けれども、時期が来れば何でもないんですよ、みんな頭を下げますからね。唯、時期が相当があります。それは神様の方じゃ予定してますからね。そんな様な状態で、宗教が病院を経営すると言う事は、良い事と思っているんですね。それで、こんな論文を書いたんですが――先にも書いた事がありますが、兎に角宗教で病院をやるとすれば、俺の方は神の力じゃ病気が治らないと言う事を表白しているので、本当から言うとおかしなものです。その宗教じゃ病気が治らないと言う事を表白しているので、そこに気がつかないので、気がつかないと言う事は、気をつかせる人がなかったんですね。気をつかせる人がなかったと言う事は、宗教で病気を治すと言う事がなかったからで、そう言う事を言えるのはメシヤ教以外に、まあ無いと言っても良いですね。

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