御教え集1号 昭和二十六年八月一日(昭和二十六年九月二十日)

昭和二十六年八月一日

御伺い) 昭和二十四年五月ごろ急に喘息となり、多くの名医にかかっても効果は一時的でかえってひどくなり、医者ではどうにもならなくなりました。それで弁天様をお祭り(裏庭へ)したらちょうど六十日咳一つ出ず、まったく治りましたが、又再発し、それから色々と宗教に頼り、昭和二十五年八月ごろ大元愛善様と称する大元愛善主大神を奉祭する社と、先祖代々の霊を祭った小さな仏壇と二つを床に祭りました。この仏壇は私の家より御位牌を全部持って行き(山口県支部)先祖代々の霊を移してもらったものです。それでいままでの真宗の仏壇には先祖の霊がいないそうです。しかし、半年も一生懸命拝みましたが、なに一つ御利益はありませんでした。

    ふとこのお道を聞き今年初め、御利益をいただき、二月入信させていただき、なお屏風観音様も拝受させていただきました。すると浄化が起り、午前二時ごろより夜明けまで咳の続で六時ごろにはケロリと治ります。他のときもときどき発作がきます。何か霊的関係でしょうか。浄霊はどこをしたら良いでしょうか、また大元愛善様を片付けたいと思うのですが、いかがいたしたら良いでしょうか。なお祖先の霊は元の真宗の仏壇に移したいのですが、どういうふうにしてやったらよいものでしょうか、また弁天様の祠(石造り)はどういたしたらよいものでしょうか、なお屋敷内には昔の武士の墓が三つ、四つあり、私の祖母はひどい喘息で死亡、父は崖から落ち不慮の即死、母は脳充血で死亡しております。
         右御教示お願い申上げます。
       
 (御垂示) 大元愛善様というのは、別に、神様……御神体じゃないですがね。これは、やっぱり元にお帰り願ったらいいですね。ちょっとお盛りものをして、やはりなにかの神様がおられますからね。しかし光明如来様をお祭りしなければ駄目ですよ。光明如来様をお祭りしてからお帰り願う。この神様も私の部下ですからね。安心して祖先の霊は真宗の霊界に行くから、ぜひ仏壇に元通りにしなければならない。弁天様の祠は早晩お祭りしてやらなければならないです。昔の武士の墓は……これは光明如来様をお祭りすればなくなります。横隔膜に固まりがあります。それを浄霊すればいい。それから背中、首のまわり。そうすれば、だんだん治ってきます。

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