（お 伺 い） 昭和二十四年七月入信のＳ・S（二十一歳）と申す信者でございますが、昭和二十四年四月勤務先の税務署にて健康診断を受けました処、肺浸潤との診断を受けました。以来医者にかかりその間ストレプトマイシン五本の外、種々注射を受けましたが良くならず焦っておりました時、御道の話をきき十日間御浄霊を頂きましてより楽にさせて頂き入信し、勤務先にも間もなく復職を致しまして感謝の日々を送っておりましたところが、その後段々と御浄化を頂き、本年五月勤務先より休養をする様申し渡されて目下家庭にて休養いたしておりますが、医療は受けておりません。今日では次第に衰弱いたし食欲もなくなりました。
本人は生後三十日目頃より皮膚が荒れはじめ中々治らず、現在に至る迄全身的に露出部を除いて、黒色鱗状の膚になって拡がり、御浄霊をうける様になってからは逆に露出部まで延びてきております。
なお本人の弟にも同様の症状があると申します。（弟は健康）
二十六年七月御神体御奉斎、御屏風観音様御奉斎さして頂き、本人はただいま御神前で休ませて頂いております。
結核の御浄化ならびに右の鱗状皮膚が現在御浄霊によって拡大しております点につき御開示御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
これは、つまり龍神の生まわれ変りなんだな。鱗状に露出するというのは、そういう訳です。これは出るだけ出れば良いです。出るのは結構です。出るだけ出れば、それから段々消えて行きます。この点は別に心配ない。ただ、結核ですね。肺浸潤というのは、之は良くなってから——再浄化ですね。大抵、再浄化が起る。再浄化というのは、薬毒の浄化なんだから、そこであせらずに気長にするつもりで浄霊もあんまり度々やらないで、痛いとか苦しいとかという時——時々やる様にする。後はしないで、要するに浄化が強過ぎる訳ですからね。それで、熱が出て食欲が減って衰弱して来るという訳です。浄化を長くのばすのです。借金なら月賦で返すというのです。そうすれば大丈夫です。肺病の時はそうですが、他の病気はそうではない。他の病気は、する程良いんですから。結核の再浄化をそういう風にするんです。どっちも——鱗状も結核の方も気長に何年経っても良いというつもりでやる。そうすると治るには治ります。
御教え集１号 昭和二十六年八月十八日 *龍神の生まれ変わり (昭和二十六年九月二十日)
