*痛み/前世/薬毒(御垂示録5号  昭和26年12月8日⑤)

浄霊すると痛い

《お伺い》浄霊すると、痛みがなくなるのが本当ですが、痛くなると言うのは。

《御垂示》それはそうですよ。固まったものが、浄霊によって溶けるでしょう。痛いですよ。溶けたものを浄霊して、もっと溶けると良くなると言う訳です。痛いと言うのは、浄霊の初めだね。

《お伺い》悶える様に痛がりましたが、一カ月続き。

《御垂示》治りますよ。治り良いですよ。私は何時か、娘でパピナールの注射をやっていたが、身体がこうあると、こう(浄霊)やると、ああイタタと言う。一尺離れてやっても、イタタと言う。めると何でもない。それは薬毒ですよ。注射の薬のどれかです。そんなのは治り良いですよ。皮膚の直ぐ――皮下に薬毒が集まっている。芯じゃないんだから、治り良いんです。だから、やると直ぐに痛むんです。

体のパーツが左右違う

《お伺い》身体の右左が――耳も大きい小さいさいがあり、手の働きも違います。これは前世の。

《御垂示》いやいや、人間はそうなんです。同じ人は一人もない。その人は、それが著しいんです。それは、前の世に片っ方ばかり使う職業をやっていたものですね。

《お伺い》浄霊で。

《御垂示》赤ん坊なら治りますがね。

背中の毒

《お伺い》四十二才位の男で、十年位の間、サンマ一匹あれば、一日の食事になり、カリントを五本だと良いが、七本だと腹がって来る、と言うので御座います。

《御垂示》胃が小さいさくなっているんでしょう。

《お伺い》顔色はありませんが、話は非常に元気があります。霊的では。

《御垂示》大体は体力があるんです。元気なんです。霊的じゃないですね。それは、胃の回りに毒が固まっていて圧迫していたんです。薬毒がうんと入って、それが固まっている。背中は

《お伺い》丸くなっております。

《御垂示》そこに毒がある。それを溶かせば、拡がって来ます。

内臓が左右逆(物を反対にした罪)

《お伺い》生まれつき心臓が右にあり、内臓が反対なのは、短命で御座いますが、関係が御座いましょうか。

《御垂示》ありますね。ああ言うのは罪ですね。物を反対にした罪ですね。宗教――神様ですね。それに関係した罪ですね。

妊娠中に薬

《お伺い》妊娠の時は身体が丈夫ですが、産後悪くなり、頭が痛み、肩が凝り、食欲が減り、物を持っと直ぐにだるくなります。六人の子供があり、三人目の時に気がつきました。

《御垂示》おかしいな。訳があるんです。産後は普通のやり方ですか。

《お伺い》姑が言う通りにして二十一日間は。

《御垂示》妊娠中に薬を飲んだりなんかしませんか。

《お伺い》ちょっと、それは分かりません。

《御垂示》それが肝腎ですね。よく、妊娠中に持薬なんて――薬を飲むと、産後悪いですよ。何か原因がありますよ。決して普通じゃないですよ。聞いて御覧なさい。

顔面神経痛(薬毒)

《お伺い》十八才の時性病にかかり、六○六号十本打っており、横隔膜に卵を半分に割った位のものが二、三ヶあり、浄霊で良くなりましたが、七月より咽喉が悪くなり、話ができなくなり、浄霊で良くなりました。八月末から耳が痛み浄霊で良くなりました。十一月始めに顔面神経で左の方に上っております。どこを浄霊致しましたらよろしいでしょうか。

《御垂示》上っている所を、何処か――押すと痛い所があるから、そこに固りが吊つているんだから――顔面神経と言うのは、割に治り良いものですよ。原因は、性病の時に使った薬です。薬毒です。性病と言う奴はそう言う薬を使うからね。だから、性病なんて何でもないが、薬毒が恐いんだ。性病で、何だ彼だ言うのは、皆んな薬毒だ。それから六○六号の薬毒が、一番恐いんだからね。先ず、何処か悪かったら、六○六号を頭に入れなければならない事になる。

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