*霊的現象 御垂示録2号 昭和二十六年九月八日⑮

龍神の働き

《お伺い》絶対反対論者の家だけの家の回りから入口に、車の歯の形がついており、一本で、二寸五分から三寸位のもので、朝の露が消えますと見えなくなりますが、それを引く姿を見たものはないそうです。音はギッコンギッコンと言うそうです。足跡とかは全然見当たらないそうです。猛犬がおり、狐霊なら吠えるそうですが、その猛犬の回りをグルグル回っております。体がスレスレの様な所も、入るそうです。八月十三日より約半月続いております。隣の家迄はそう言う筋がついても、信者の家にはつかず、飛び越して次の家についております。これに就きまして。

《御垂示》一本ですか、じゃ蛇でしょう。龍神でしょう。龍神が最初は気をつける位の意味でしょうが、気がつかないので、もう一層の何かをやるでしょう。非常に神様を分かった龍神で、やはり神様に御奉仕しているんです。

浄霊の時の祝詞奏上

《お伺い》教会で浄霊する場合も、自宅でする場合でも、天津祝詞を奏上しておりましたが、大変な間違い――何か神様に御無礼になる、と言う事を聞きましたが。

《御垂示》間違いと言う事はないんです。それは臨機応変です。仮に多勢が浄霊受けに来て居る。そう言う時、そんなに丁寧にしなくても良い、時間がかかるから、そう言う時は「惟神霊幸倍坐せ」か、ただ黙ってお願いしても良い。インテリとか――そう言うのが来た時は、一々神様にしなくても良い。そうかと言って、あんまり区別をつけてはいけない。

《お伺い》霊的の場合はそうしても宜敷いでしょうか。

《御垂示》霊的と言うと狐ですね。あの先生が天津祝詞を非常に恐がる。善言讃詞の方は軟らかいので、祖先の方が非常に喜びます。その区別は中々分からない。人間に聞かせるのは非常にいいです。浄まりますからね。

《お伺い》天津祝詞を人間に向かって奏上するのは、人間の方が上になるとの事ですが。

《御垂示》その人がそう言う判断をするんで、間違ってます。そうすると狐には幾度やっても良いですからね。そうすると狐の方が上になるかと言うと、そんな事はない。

《お伺い》動物霊等は、幽世大神様に。

《御垂示》そんな訳にはいきません。動物霊は的はずれです。死霊ですね――人間のね。それは意味がありますがね。決して悪いと言う事はないが、必要ないのです。

憑霊

《お伺い》小児麻痺とかひどい病気のあとで、霊が憑きますのは。

《御垂示》前から狙っていた。動機と言う事もあるが、体が弱ると憑き良くなるんです。

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