*霊的の罪 御教え集3号 昭和26年10月25日①

十月二十五日
《お伺い》『愛媛新聞』紙上に「幼児のお腹に子供」として左記の様な記事が出ておりました。即ち、「Y村、M氏の娘Kちゃん、現在生後一年十カ月になるが、何かお腹に固まりでもあるのではないかと気付いたのが、生まれて三カ月目、それから固まりは段々大きくなるので、レントゲンを撮った処、腹に赤ちゃんがいるのでびっくりしてO医大で診察の結果、異状妊娠双生児と断定」

 果して右の様な事があり得る事で御座いましょうか。またそうであるとしたら、御浄霊にて解決でき得るもので御座いましょうか。

《御垂示》
 これは浄霊でも難しいでしょうね。大体、赤ん坊のお腹はそう大きくならないから――子宮もそう大きくならないからね。だからまあ、御浄霊すれば死んで出るか、御浄霊しなければ手術で出すかどっちかでしょうね。もし生まれた処で、この位の赤ん坊だからね。まあ、猫の子位しかないだろうから駄目ですね。異状妊娠双生児――まあ双生児と言う訳ですね。やっぱり霊的の罪ですね。そう言うのは、妊娠して、妊娠のまま変死する――自殺するか、殺されるかしたのが――直ぐ死なないで暫らく生きていて、死ぬ場合に、生きている間にお腹の子が惜しい――可哀相だと言う想念が強かったんですね。それが生まれ変って来る場合にこう言う事があり得るのですね。そう言う訳でしょうね。

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