それから、五六七の世に就いて、「文明の創造」の天国篇を書始めたですが、天国篇の最初の――大体基礎的の意味ですね。そう言う事を書いたんですが、今読ませます。
(御論文「⇒天国篇」) 【註 栄光 第一三七号】
天国篇 「ミロクの世の実相」
之から、色々――経済、教育、芸術、社会機構ですね。そう言うものも、私が書いていく積りです。人類世界と言うのは、こうなるべきものだ。こうすべきものだ。こうすれば、戦争とか病気とか貧乏とか言う――色んなそう言う苦しい事はなくなると言う説明書ですね。で、之を、出来上がったら、英文に訳して世界中の主な識者ですね。そう言う方面に読ませるんです。要するに、新しい文明ですね。新しい文明の教育ですね。それをして、そうして成る程こう言うやり方は本当だと言う――昔から――西洋の学者の言う――つまりユートピヤ的な理想や、色々書いたのがあるにはある様ですが、つまり徹底しなかったものを――今後は、はっきりと、こうだ。と言う様に書いていくんですね。私はあんまり見ないけれども、そう言う風に思われるんです。そうして、つまり、やる事が――設計書と言うのが、之が天国の福音なんです。『聖書』にある「天国の福音を普く述べ伝えらるべし」と言うのは、之なんですね。「然る後末期到る」と言うんですね。そうして、浄化力が強くなる。浄化力が強くなって、一番現われるのは病気ですね。人類が、病気が起って、どんどん死んじゃうんです。そうすると、医学で治そうとして、一寸触ると、ころっと死んじゃうと言うんです。注射したら、即座に死ぬ。つまり浄化力が強いから、固まっている時間がないから、医学じや駄目です。で、メシヤ教が言ったあれに違いないと言うので、わーっと来て、頭を下げるんです。そう単純に――直ぐにはいかないですが、結局そこにいくんです。そうして五六七の世が出来るんです。今読んだのは、世の中の――世界の組織ですね。その根本ですね――そう言うものを書いたんですがね。『文明の創造』と言う本は、天国の福音と――その「天国の福音を普く述べ伝えらるべし」と言った処で、之は世界人類に知らせなければならない。それを信じないで亡びるのは、自業自得なんですからね。神様の方は、ちゃんとやる丈の事はやって、世界中に沢山、掴まる様に綱を出している。掴まらないのは、掴まらない者が悪いんだから、亡びるよりしょうがないですね。そう言う根本は、意味があるんです。段々メシヤ教の動きと、世界的に浄化が段々強くなると言う事や何かも、それから色んな事がありますけれども、結局段々そこにいくと、大体解る訳ですね.