*妊娠 御教え集3号昭和26年10月28日⑤

《お伺い》 本年七月入信。妊娠四カ月の信者(33才)で御座います。妊娠の為医診を受けました処、子宮脱出と言われましたが、本人は下腹部が少し張って気持ちが悪い程度の自覚症状で御座います。医師は手術を奨めたそうですが、本人は一心にお道にお縋り致しております。本人は本年二月頃より軽い腹膜の浄化の為御浄霊を頂き、全身的の凝りも取れ、元気になりましてより妊娠致しました。最近主人に二号のある事が判り、二号が本妻を非常に憎んでいるとの事で御座いますが、原因は霊的なもので御座いましょうか、体的なもので御座いましょうか。また妊娠中に子宮脱出すると言う様な事が御座いますでしょうか。

《御垂示》
 子宮脱出と言うのは、下の腟の方に下りて来るんですが、これはそうではないですね。二号が本妻を憎むと言うのは、あべこべだね。妊娠したら子宮脱出はしませんよ。だって、穴の方は同じ大きさで、子宮の方が大きくなるのだから、余計脱出しないですね。理屈に合わない話ですね。これは入信してからだが、大変良くなったじゃないですか、良くなって、そうして医者に行ったのは――ああそうか、出産をみて貰う為に行ったのか――お医者がどうかしている。子宮脱出と言うのは、腟に子宮が出るんですから、そう言う事はないんです。これは、絶対そう言う事はないから、そのままで結構です。どうも困るね。そう言う変な事を言うので、余計な心配をさせる。つまり、私などは昔お医者さんの事を信用してますが、この事が判ってからは、お医者さんの言う事と反対に考える。それが一番確かです。私が健康になったのは、医学衛生の反対反対にやったので、健康になったのです。こう言うのは、反対に解釈したら間違いない。

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