*浄霊が見当違い 御教え集3号 昭和26年10月21日③

《お伺い》 昨年二月入信、七月に光明如来様御奉斎。本年四月資格拝授させて頂きました。入信当時肺浸潤にて二ヵ月程御浄霊を頂き、その後二回程喀血、後軽い御浄化をずっと頂いておりまして、御守護によりまして、驚くべき多量の喀痰を排出させて頂きました。今月初旬、左前胸部下部に激痛の御浄化を頂き、三回程の御浄霊にて喀血の御浄化を頂き、激痛も大変楽にさせて頂きました。現在の御浄化の状態は呼吸困難の為歩行に非常に苦痛を覚えます。非常に元気で御座いましたが、この四、五日衰弱を増し、大変に痩せて参りました。食欲は普通人よりある位で御座います。小尿は普通位にて、強烈頻繁な咳嗽に苦しみ、多量の痰及び血痰、寝汗を出させて頂いております。全身的に疲労感(脈搏百二十位)が御座います。二年程前に気胸十八回及びその時半年近く服薬及び注射をして居り、また以前淋病の折、相当量の薬毒が入っております。御浄霊の重点御垂示賜りたく御願い申し上げます。

《御垂示》
 これは、浄霊は誰がやったんですか。浄霊が見当違いをやっている。この人は肋間神経痛があります。肋骨に膿が溜まっている。だから、肋骨を押して見て、痛い所に固まりがあるんだから、その為に息切れと熱が出て、それで衰弱するんです。それを見つけるんです。こう言うのはここ(頚部)にありますから、これを見つける。それから頭、肩ですね。押して痛い所ですね。それから触って熱い所ですね。熱のある所、そこをやれば良い。浄化の状態は非常に良いですがね。これは治らない事はないですがね。原因はもちろん薬毒です。薬毒が方々に固まっているんです。それを早く取ると言う事です。何時も言う通り、ちょっとでも力を入れない。そうすると溶け易いですからね。食欲があるんでしょう。ですから治ります。良い浄化です。ただ、衰弱を増さない様にするんだが、今言った様にすれば衰弱も治りますがね。

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