御教え*邪神の見分け方/天狗(御教え集9号 昭和27年4月6日②)

 それから、よくあいつは邪神がいているとか、あの人は気をつけろとか、よく今までも言う人があるんです。それについて書いたのを、今読ませますからね。

御論文「人を裁く勿れ」

 それから、これは今度の『結核信仰療法』の一項目ですけれども、非常に参考になると思うから、今読ませますがね。病気に対して、また信者とか未信者ですね。そういう風に解らせる――説き方ですね。それについて非常に参考になると思うから、読ませます。

御論文「医療誤点の種々相」【註  栄光一五二号】

 それから、もう一つ注意する事があるんです。よく邪神がいてるか憑いてないか、あるいは邪神か邪神でないかを見る、一つの方法があるんです。それは、一番分かりやすいのは、邪神というものはしつこいんです。で、神様ほどあっさりしているんです。ですからクドクドしく一つ事を言ったりするのは、これは邪神と見て良いですね。で、高級な神様ほどあっさりしている。ですから、あっさり言う人は身魂が高級と思って良いですね。それからクドクドしく言うのは、邪神でなければ、神様では低い――低級とは言えないが、低いんですね。一番低いのは狐ですよ。まくし立てますが、あれは大抵狐です。そう言うのでなく、本当に身魂が良い人は穏かに――議論したりまくし立てたりする事はないですね。それから女でペラペラ喋るのは狐が多いです。男で、威張ったりするのは天狗ですよ。こう見ていれば間違いない。議会なんかで、色々議論したりしますが、あれは天狗ですからね。天狗というのは、負けるのが嫌ですからね。言い出したら通そうとする。議員だとか学者や弁護士だとか、ああいうのは天狗が多いんです。横車を押したり、人に議論したりするのは、天狗に限るんです。何しろ天狗というのは問答が好きでして、天狗は問答して勝ったのが、位が上がっていくんですから、議論して勝とうとしますね。みんな天狗ですよ。それは天狗も良い働きをしますよ。だから悪くはとれないんですが、しかし余計な手数を掛けるだけのもので、天狗でも智慧のあるのは良いですが、余り智慧のないのは困るんですよ。年中争ったり――口争いですがね。人の感情を害したり、物事をはかどらせなかったり、そういう事がありますからね。こういう、天狗の憑いている人でも、段々神様の事が分れば、自分の欠点が分かってきますから良い訳ですが、そういうように、大体参考にすれば良いですね。

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