今後の婦人の在り方、女の第六感『教えの光』(2.天文、地文、易学、人事等の問題)昭和二十六年五月二十日

 今後の婦人の在り方

     【お伺】自由主義の世になり、婦人の社会進出が目覚ましくなって来ましたが、その正しい在り方について。

    【御垂示】女は原則として家庭を治め、子供を産み、育てるのが本来の使命である。しかし封建時代はあまりに女性を認めなさ過ぎ、不公平であったから神様は今迄より権利を与えてくだされたのである。しかし、外で働く女性もなくてはならぬ。勿論少数である。婦人運動をしたり、代議士になる女性はそういう意味である。東洋は経(たて)であり、西洋は緯(よこ)が本来であるが、五六七の世になると東洋はいま少しく婦人は上へ行き、西洋はいま少し下へ行くこととなり、ちょうどよくなるのである。

女の第六感 

      【お伺】女の信仰心は第六感によると聞いてますが、なにゆえに女は第六感が多分に働くものでしょうか。

    【御垂示】女は感情が発達しているからである。六感は感情から生まれる。男は理性的で理性は感じが鈍い。故にインテリ層などは御自分は敏感のつもりでも実は鈍感で、目に見えないものは判らぬ。すべて人間はかたよらぬのがよい。理性感情両方を円満に発達さすべきである。

     

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