*病気/薬害(御教え集4号昭和26年11月18日①)

十一月十八日

《お伺い》S.K(26歳)六年前肋膜にて入院、三ヵ月後医師の診断の結果、異状なく会社に復職、一年半後に脊髄カリエスとなり灸、鍼にて大分楽になり、二ヵ月間休んだだけで、一年六ヵ月勤務しておりますうちに、右腎臓部が腫れて痛みが激しくなり、また鍼、灸に頼りましたが効果なく、一ヵ月後に多量の血尿が出ましたので医師に診せた処、腎臓結核と診断され摘出手術を致しましたが、その傷は今も塞がらずにおります。その後膀胱結核、副睾丸結核(片方摘出)腹膜等になり、昨年十二月左腎臓部が腫れ上り、切開して膿を取り、今年五月退院し、現在軽微な腰痛と右切開部より少量ずつ膿が出ております。発病時より最近迄、多量の服薬と注射(主にブドウ糖、カルシウム、ビタミン、ペニシリン七、八十本、マイシン二十本、パス七百グラム等)を致しました。現在体重は五十一キロ、平熱で食欲はあります。ただいまの処は御浄霊を頂いておりますが、十二月に入信を希望している者で御座いますが御救い頂けましょうか、御浄霊の急所を御垂示の程御願い申し上げます。

《御垂示》これはどうも、余りいじくり過ぎちゃったんで、確実な事は言えませんがね。まあ、御浄霊して、それこそ無理をしない様に、普通でやっていくんですね。別にいけないとも言えないし、請合う事もできない状態ですね。今迄の経路を話して見ますと、最初肋膜の時に固めたんですからね。それ迄に、水が下がって脊髄に固まったんです。それを、脊髄カリエスと、こう間違えて――鍼、灸でしょう――また固めたんですね。それから腎臓部に肋膜の水が下がって固まった。そこに浄化が起こったんだから、うっちゃらかして置くと良かった。腎臓から滲みて小便になって出ちゃう。効果がない――と言うのは、浄化が強かった。固まらなかった。一カ月後に多量の――と言うのはそれが溶けて小便になって出るので、非常に良かった。それを――これは放ったらかして置くと、みんな治ったんですがね。医者が、みんな拵えたんですね。気の毒なものですね。傷は今も塞がらず――塞がらない方が良いんです。出るだけ出た方がね。これは、消毒薬中毒ですね。その為に容易に塞がらないんです。副睾丸結核――それは、腎臓摘出の時の消毒薬ですね。それが滲みて、下がっていった。これは、よく生きてますね。右を摘出したので、左の方に毒が寄って来たんですね。何にもならない。結局両方取らなければならないが、両方取っては命がないから、しょうがないですね。どうも、しょうがない。一番恐ろしいですね。自然に出ると言う事を医学は知らないんですね。何も取らなくても良い。自然と言う事を全然無視してますね。小量ずつ出ているから非常に結構なんです。平熱で食欲があるから生きている様なものですね。一週間に二回位にね。気長にやっていると、どうやら生きているだけには治るでしょう。これはどうとも――請合うとか、色々な事は言えませんね。と言うのは、薬を何の位やっているか、切開手術をどう言う風にしているかでね。私がやった訳ではないから分からない。

《お伺い》入信は差し支えないので御座いましょうか。

《御垂示》結構ですよ。差し支え――なんて。どっちにしろ、入信しなければ駄目ですよ。入信したら、少し生きるかも知れないが、入信しなかったら数年ですよ。だから、たまに――浄霊を一週間に二度位で良いと言うのは、入信しての話ですよ。入信してなかったら、一週間に二回でも駄目ですよ。

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