幹部の浄化
《お伺い》幹部の者で、結核で倒れる事がありますが、浄化の末期になると、熱がひどくなり、浄霊しないと熱が取れませんが、週に二回位が良いと言うので。
《御垂示》それは決められないんです。その人の状態によってです。非常に苦痛の場合は、毎日でもしなければならないし、それ程苦痛がないのは、一週に一回でも二回でも良い。身体に合わしてするんです。無暗にするのもいけないし――病状に合わせるんですね。
《お伺い》御神業の為だからと、最後迄布教するのですが、末期の頃になりますと、その為に反って悪くなると言う様な事が。
《御垂示》それはいけない。そう言う処を人に見せると言うのはいけない。ピシピシした健康を見せてやらなければ駄目です。身体が悪いのを見せるのは、態々悪い宣伝する様なものです。邪神的なやり方で、大変な間違った信仰ですね。
氏神さんのお浄め
《お伺い》氏神さんのお浄めを、宮司さんから頼まれましたが、天津祝詞で。
《御垂示》結構です。つまり祝詞を奏げて貰いたいと言うんですね。氏神さんにも――色々ありますからね。大いに浄めなければならないのもあります。
大光明如来様の「大」の字に雨漏り
《お伺い》大光明如来様の「大」の字に雨漏りがして。
《御垂示》それはいけないですね。
《お伺い》染み抜きを頼みますと、薬品を使いますが、よろしいので。
《御垂示》染み抜きもいけません。文字に関係しない――紙なら、経師屋も良いが、文字に関係したらもういけないです。取り替えなければいけない。
《お伺い》あとは何の様に。
《御垂示》しまって置きなさい。いや、焼いた方が良いですね。よくお詫びしてね。やっぱり、何か間違った点があるんです。
《お伺い》祖母が亡くなった日に、結婚式と大光明如来様の感謝祭をさせて頂き、それを見なければ死なれないと言うので。
《御垂示》それだね。間違っているからね。ですから、お詫びして焼けば良い。
《お伺い》昨日主人が宴会から帰り、大光明如来様を巻いてしまいました。時期を待って、お詫びしてお掛けする様に。
《御垂示》それは、しまっておいて、時期を待つんです。すると、主人公の方で拝みたいと言う気が起りますから、それからやれば良い。そう言うのは未だ時期が来ない。早過ぎたんです。やっぱり、家に反対者があってはいけない。家中が希望しなければならない。特に主人公が反対ではいけない。
《お伺い》不断は反対致しませんが。
《御垂示》反対しないが、希望しないんだからね。また、副守護神が恐いんだからね。
《お伺い》先程の大光明如来様は、ただいま支部にお預りしておりますが、お焼きする時は何の様にして。
《御垂示》だから、お詫びして――御神体をお焼きしますから、どうぞお許し願います、とお断りして、巻いたままで床の間に置いて。
《お伺い》火鉢か何かで。
《御垂示》庭で良いでしょう。
《お伺い》その時に天津祝詞を。
《御垂示》いいや、祝詞は奏げなくても良い。
出産/腹帯/産後
《お伺い》妊娠の場合、腹帯をするのは、日本だけと言う事で御座いますが、これは如何なもので御座いましょうか。
《御垂示》どっちでも良いです。したければする。元の起りと言うのは、あれをする方が子供が大きくならなくて良い。お産が楽だと言うのです。あれをしなければ、育ち放題に育って、お産が苦しいと言うだけだからね。しかし、あれを強くしてはいけないです。強くする為に流産する事がある。多いですよ。こうあると、それを押さえつけるから下に出ちゃう。年寄りは、腹帯をしないと、何だ彼だ言うからね。そう堅くなく中位にやって置く。それから、働く場合にも、働き良いです――ここ(腹)が締まっているとね。
《お伺い》教師の者が出産した場合に、御神業は何の位してから、させて頂けますので御座いましょうか。
《御垂示》そうですね。これは知って置かなければいけないですね。本当は七十五日ですが、その人によっては三十五日過ぎれば良いです。その前はやらない方が良いですね。お産前はその日迄良いです、こう(浄霊)やりますと、古血のある間は、これ(浄霊をする腕)に来ますからね。神経を使いますからね。大体三十五日したらできると言う事になってますからね。
《お伺い》こちらにお参りさせて頂くと言う場合には。
《御垂示》そうですね。三週間ですね。それも――悪露が余り出る場合はいけないですね。大体奇麗になって、少し出るか、たまに出る位で、相当奇麗になってからで、それ迄は止した方が良い。