※病気(音痴)
《お伺い》 「よく子供で音痴が御座居ますが、霊的でしようか。音痴とか調子はずれなのは ――」
《御垂示》 桁が違うんですね。幾つです。
《お伺い》 「小学五、六年位です」
《御垂示》 大人でもありますね。つまり出そうと言う音声…出そうと言う弁ですね――喉ですね。それが普通よりか、厚いとか薄いとか――喰い違いですね。それからその神経の方に意志通りに行くべきところに、故障がある。思い通りにそれがいかない――伝わらないと言うそんな原因です。浄霊すれば治ります。
※ 病人が衰弱してる時の食べ物
《お伺い》「病人が衰弱している場合に栄養の吸収し易い柔らかい物を与えるのは如何で御座居ましょうか。牛乳とか卵とか」
《御垂示》良いです。病気によっては――胃潰瘍なんかは。胃潰瘍とかチブスとか、赤痢なんかも。
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※骨が太る病気
《お伺い》 「岡山市に骨が太る病気で、部分的に頭に角が生えたり。手の指が太ったりしま す。医者は切ったら治るだろうと申すそうですが、十二、三カ所位角が生えており、首がのびたり、足でも片っ方が長くなったりします。触ってみてもカチカチして骨の様です。何う言う関係でしょうか(五、六才迄何ともなかったそうです」
《御垂示》やっぱり薬毒でしょうね。その地方に限るんですか。
《お伺い》「岡山でその人一人です」
《御垂示》 何か変なものをその親か、じいさんか飲んで、それがずっと続いているんでしょうね。浄霊すれば小さくなるでしょう。何か変なもので、毒ですね。
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※薬毒
《お伺い》 「三十五の女の方で、四月入信する一年前に、マイシンとパス十箱ばかり飲み。 浄霊して居りますが、右胸の脇が非常に腫れて来て、動悸を打ち、息苦しく。お入りになる前は良い体格に見えましたが、最近痩せて参りましたので気にして居ります。食慾は無理して食べれば食べられますが、美味しくありませんそうです」
《御垂示》 薬毒ですね。脇の下に固まった毒があります。息切れの原因です。それを、肺の方 で痰にして出そうと引っ張っている。然し溶けた奴が固いので、引っ張り出す時に息苦しくなる。
《お伺い》 「浄霊の回数は多い方が宜敷いでしょうか。それともひどい時だけにとどめておいて宜敷いでしょうか」
《御垂示》 それは多い方が良いのです。
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*薬毒
《お伺い》「神経繊維炎と診断され、若い時分に――縁談が始まる時から調子が悪くなり、多い時は一日に四十本位注射を打って居ります。お道の事が分り入信させて戴き、最初は薬毒があり御守護戴けなかったので御座居ますが、側に居りました方 に霊が憑り、娘時代に男衆が惚れまして、処がお父さんが、あんな奴は――と怒り、放り出されて死んだ後も、何うしても――霊界に行って忘れ切れないので引っ張ったんだと言いますので、よく説得して、祀ってやるからと言うと、納得しまして、お蔭様で丈夫になり、お道の教師として奉仕しております。こちらに参拝させて戴き、帰りの汽車の中で苦しみ、大阪に着くと真っ黒いものを吐き、極く最近には、十日々々に私共の教会に参りますとうなり出し、非常な苦しみで、他の助手の方は徹夜で浄霊をさせて戴き、帰られますとケロリとしており、西ノ宮に参ります時、座談会、月並祭と言う事になりますと浄化を戴き、洗面器一杯に吐きます。あとで紫色になりますが、血だろうと思います。時には手足が冷たくなります。他所(ヨソ)の先生の紹介で下を貸して居ましたが、その人は何うしても解らないで、最近嫌がらせをして、煎じ薬を煎じたりしているで、臭ひが上って来て困って居ります」
《御垂示》 そこが教会とすると、多勢そこに住んだら何うですか。
《お伺い》 「女の人で未婚ですから、適当な方が御座居ませんので」
《御垂示》 浄化は薬毒ですよ。ですから、そう長く続くものではない。唯、下の人間は――やっぱり時期ですよ。時期が来るとパツパツといく。まだ時期が来ないから、清められてる訳ですね。もう少しやっているんですね。そうするとうまくいく。
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※結核の再浄化と初めての浄化
《お伺い》 「結核患者が一般的に浄化が激しくなって来た様ですが」
《御垂示》 一度良くなった時、しばらくうっちやらかしておくんです。そして浄化の起った都度にやる方が間違いがなくて良い。早く治そうとするから咳と痰が一ぺんに出て来ますから、あんまり浄化を強く起させてはいけない。気長に少しづつやっていくと良いんです。浄霊も定めないで、偶にすると言う位で良いんです。
《お伺い》 「結核で、初めての患者で御座居ますが、浄霊しない前から衰弱しているのは何う言う風に――」
《御垂示》 初めての患者はウンとした方が良い。今私が言ったのは、一旦浄化が良くなって、再浄化と言う場合です。それから肺病と他の病気は違うから、そこのところを間違はないように。
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