*海外布教(神様がやっている) 御垂示録2号 昭和二十六年九月五日⑥

《お伺い》講和の成立と海外への布教の見通しについて、何か。

《御垂示》そうですね。将来アメリカとは非常に関係ある事になりますが、だけどもよほど先ですよ。順序から行くと、日本に拡がって、東洋に拡がって、西洋と言う事になるが、アメリカだけは、また別の意味で――緯ですからね。日本が経です。だから、結ぶと言う意味から行くと、別な意味がありす。だからと言って講和には関係ないですね――ずっと先だから。

『結核の革命的療法』を一般に新聞広告で売るつもりだったが、日本の法律ではどうする事もできないけれども、無理にくっつければ、ポツダム宣言に基づく命令違反にくっつけられない事もないから、講和になる迄はパッと出さない方が良いと言う様な注意があった。だから、講和になったら大々的にやる。

《お伺い》信者で、外国に親戚があるのは、そういう事は構いませんか。

《御垂示》構わないどころか、結構です。アメリカとは結ぶ必要があるんですから。

《お伺い》ブラジルですが。

《御垂示》ブラジルも結構です。しかしまた、そう言う点も人間が計画立てなくても、神様がやっているから、そう言う事情の時は神様がされるから。

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