*時期 御垂示録2号 昭和二十六年九月五日⑦

《お伺い》最近T地方で疫痢が発生し、特に信者に多い様です。六つになる子供が浄霊頂いて死にまして、村人から信仰をしていて死人を出してはいけないと騒がれました。次に赤ん坊を懸命に浄霊致しますと、熱が下がりました。すると出歩いた事のない十になる女の子が、行きたいと言うので連れて参りました。赤ん坊が治り、その女の子を浄霊し始めますと、泣き出します。

《御垂示》何んで浄霊したんです。病気でない時浄霊してはいけません。

《お伺い》常に食欲が進まないで、梅酢とシソばかり食べており、胃が悪いと言うんです。

《御垂示》それを治す為に浄霊したのか、それを言えばいいんです。

《お伺い》どうして泣いたと言うと、とにかく泣きたくて泣いたと言うんです。すると、ひどい熱が出たんです。四十度以上あり、浄霊すると吐く液が梅酢の様な色をし、中に汚い黒いものが入っていました。同時に便にも黒いものを出し、最後には引きつける様になり、医者に診せますと、これは疫痢の症状だから気をつけなさいと言われました。私の知り合いの医者で御座います。それで、浄霊していると症状がおかしいので医者に預け、注射をしました。そして死んだのです。

《御垂示》注射しているんでしょう。それで死んだのです。

《お伺い》村では騒いでおりますが。

《御垂示》おかしいですね。仮にメシヤ教で疫痢で死ぬね。するといけないと言う。医者がやると皆んな治って、メシヤ教でやると死ぬと言うなら、いけないと言えるがね。先に、医者に行って疫痢と言うと、留守だと言う。疫痢を一カ月に四十何人かやったが、全部死んだ。それで疫痢はやらないと言う事にしているんです。電話がかかって来て、何う言う症状ですかと聞いて、アクビをしていると言うと、それじゃ疫痢だ。今日は遠くに行ってますから、今日はお帰りにならないでしょうと言う。そう言う医者がありました。

《お伺い》医者万能ですから、どうしても医者にかけてくれと言いますので。

《御垂示》そう言うのは、先方が言う通りにして、先方が頼みたいと言う時だけやってやるんです。どうしても、時期が来なければならない。早いんだね。

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