こんにちは、「九分九厘と一厘」に関係する御教えをいくつかアップさせていただきましたがご覧いただきましたでしょうか?
「九分九厘と一厘」は昭和27年1月7日の栄光に掲載された御論文ですが、お書きになられたのは26年と思われます。御教え集五号に掲載の昭和26年12月25日のご面会の時「九分九厘と一厘」の朗読の後にこの御論文についてお話しされていらっしゃいます。
また、此御論文は『文明の創造』中の一節であると「九分九厘と一厘」の御教えについて前置きされていますが、『文明の創造』の中に「九分九厘と一厘」という御教えはありません。”文明の創造の中の一節” という事でどうやら、総篇の「悪の発生と病」の御論文の中に組み込まれているようです。一つ前の御教え、「悪と守護霊」でも最後のところで九分九厘と一厘について述べられていらっしゃいます。
文明の創造はとても高いというか、私にとって、特に総論は一度読んでスッと理解できるような御論文ではありませんでした。今もまだスッキリと理解できたとは言えないと思います。(汗)
私のような方も他にいらっしゃるのではと思い、”御教え集13号 昭和二十七年八月二十六日 ※九分九厘と一厘”の御教えや、そこでメシヤ様がご紹介下さっている御教えを読ませて頂く事で、より深く、メシヤ様の御心に触れさせていただけるのではと思い今回掲載させていただきました。
八尾屋
九分九厘と一厘 (栄光 百三十八号 昭和二十七年一月九日)
戦争の原因は人間に内在する悪そのものであって、此悪なるものの本質は何であるかというと、曩にもかいた如く動物霊の意欲の表われであって、其行為が動物的であるに見ても明かである
御教え*九分九厘と一厘 (教え集5号 昭和26年12月25日③)
医学と言うのは、邪神が作ったものです。では、何故医学を作ったかと言うと、人間を弱らせるんです。それでヒョロヒョロにして、そうして最後の奥の手を出して、世界を制覇しようと言うのが、邪神の二千年前からの計画なんです。
『文明の創造』総篇 悪の発生と病 (文創 昭和二十七年)
前項の如く悪の九分九厘に対して、善の一厘が現はれ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を反えすのである。之が今後に於ける神の経綸の骨子であって、其破天荒的企図は想像に絶するといってよかろう。
『文明の創造』総篇 悪と守護霊(文明の創造 昭和二十七年)
前項の如く、現在迄必要であった悪が、不必要になったとしても、そう容易(たやす)く追放される訳にはゆかないが、それに就(つい)ての神の経綸は寔(まこと)に幽玄微妙なるものがある。之は追々説いてゆくが、茲(ここ)で前以て知らねばならない事は、抑々(そもそも)宇宙の構成である。