御教え*浄化/恐怖時代/下痢は頭の浄化/結核の再浄化(御教え集13号 昭和27年8月6日①)

八月六日

 一日の晩に腹が痛んで下痢をして夜中じゅう――四回でしたか、随分たくさん――こんなにもあるかと思うくらい出たのです。で、何かにあてられたのかと思って食物を考えてみたが、それらしいものもない。もしあてられたとすると、同じに食べた人もそうなるが、ならないからどうもそうでない。で私は後頭部に固りがあるのです。八つ頭の小さいようなものですが、これは先に一年間歯の薬を毎日つけ通しだった。これは私の書いたものにありますが、これがここ(後頭部)に固まっていた。これが長い間固まっていたのが、去年あたりから私の浄霊で溶けて来た。これが下痢になっていた。ですから毒というものは――今度知ったものではないが、この位のものが溶けると、この位(多く)になります。薬だって、仮に薬一合飲みますと、一勺いっしゃくよりもっと小さく固まるものです。三十分の一か五十分の一位に固まります。ですからそれが溶けると、何十倍というものになります。これは信者さんは皆知ってますが、毒は溶けると実に多いものです。痰などいくら出しても出るし、それから膿でもなんでも、いくら出ても出ても後できます。その位増えるものです。そうして後見ると少し小さくなりましたが――十分の一あるか、なしか位に小さくなったが、まだ相当あります。そうしてみると人間の毒の量というものは、大変なものです。だから今信者さんも、特に幹部の人なんかは、特に猛烈な浄化が起こって驚いている人がありますが、そういう人は神様の事に働いた色々な功労によって、浄化が早く来るのです。逆に考えると良いのです。あれだけ一生懸命やって、あんなに酷い浄化で苦しむのはひどい、とあべこべに考える人があるでしようが、その逆です。あれだけ一生懸命神様の事をやったので、浄化を早くして戴くという訳です。これをもう一層深く考えると、一般の社会の人間が、いずれはそうなるのです。ですからそうなった時の想像をしてみると、助かる人というのは、まずいくらも無いでしょう。それも、早く浄霊すると良いがやっぱり医学の力に頼りますから、そうすると一時抑えをやる。ところがもうそういう時になると浄化の方が強いですから、一時抑えがかえって逆作用になって苦しんで死ぬというのが多いです。ですから病気になるかならない内に片っ端から死んでしまいます。そういう時が来るのです。特に怖いのは結核なんか近頃死亡率が減ったとか言ってますが、あれが怖いのです。あの結核の新薬というのは、今までの薬より毒が強いのです。毒が強いから、一時めるから死ぬ人が一時延びるのです。それで喜んでいると、その毒の浄化が起ります。そこにもっていって浄化が激しくなっているからして、それはもう悪性の結核が沢山起ります。当局もまごつくし、一種の恐怖時代が来ます。それが最後の審判です。これは二千年も前から神様の方ではちゃんと警告を与えてあるのです。で、日本人なんかでも極く上等で三分の一――三割助かったら極く上等です。あるいは助かるのは一割位かも知れません。何しろ今の一般人というのは固まり健康です。固まって僅かに健康を保っているのですから、溶け出したら想像もつかない位の大悲劇が起ります。実に恐ろしい話なのです。で、今私はそういう事を書いてますが、今書いて来たのを読ませます。これは『文明の創造』の中に入る項目です。

御論文「健康と寿命」

 それからいつも言う通り、下痢――赤痢もそうですが、これは頭の浄化作用という事は良く分かるのですが、これを知らない人なんかは、今度の私の浄化でも、無論何かにあてられたに違いない。あるいは虫ではないか――蛔虫とか十二指腸虫というように考えるし、お医者もそう思います。まさか頭の毒が溶けるなどとは夢にも思いません。それは以前は下痢というと、腹の固まりそれから背中の固まり――そういうのが多かったです。頭の下痢は、近頃浄化が強くなった為です。今年は赤痢が多いのもそういう関係です。そこで下痢の本元は頭だという事は、大発見という訳です。今、太田という男がそれと同じような事をやってます。昨日浄霊してやったが、熱があるのです。見ると頭に熱があるのです。この下痢は昨日から今日にかけて三十分置きです。それはあの人は頭に特に毒が多いのです。そういう訳だから、これから下痢患者は頭を浄霊する。そうしてお腹の方や何かは簡単で良い。頭を主にする。頭も前頭部の方と後頭部の場合がある。前頭部は触ってみると熱が強い、後頭部は固まりがありますから、それをやると一時は余計下痢をしますが、後治りが良いのです。その代わり頭が良くなります。私も、昨日あたりから原稿なんか書いても非常に具合が良いのです。それだけを覚えておくと良い。

 それからもう一つは結核の再浄化――一旦良くなってそれから再浄化が起こって、それがかえってしつこくて、症状も熱が出、咳と痰が出て、食欲が減り衰弱が強い、という事は御決まりのようになってますが、それはやっぱり浄化が強くなっているのです。そこで浄化が激しい為に、それに堪えられなくて命まで無くするという事がよくあるのですから、これからは再浄化の場合は――これは再浄化に限るのです。最初は今まで通りで良いのですが、結核の再浄化の場合は一週間に一度です。そのくらいにする。

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