*お腹の固まり/腎臓病(御教え集5号 昭和26年12月8日④)

《お伺い》U.T(39才)今年春頃より気分すぐれず全身だるく、食欲はなく衰弱の気味で御座いました。五月頃より下腹部が、固く大きく張って参りましたが、一カ月程で、やや柔かくなり、今度は腹部全体が張り、腹膜の症状となりました。八月末には小さくなりましたが、食欲が出ず、時々腹痛を感じました。九月に入り、急に高熱が出て全身だるく、食欲なく骨と皮ばかりの状態となりました。未入信の親戚や知人の反対を押し切り御浄霊頂いております。最近は食欲は感じますが、食べ様とするとお腹が一杯になり入りません。無理に食べますとお腹が痛んで苦しみます。御浄霊頂きますと止まりますが、めますと三、四時間は痛みます。腹部に大小三つの長めの固まりがあり、移動したり消えたり致します。娘の頃から胃の背面、背骨が五個位外部に飛び出し、痛みは感じませんが、時々ちぎる様なだるさと例え様のない苦しみを覚えます。御浄霊は胃部の背面、飛出した脊柱、左腎臓部、頸部並びに耳下腺を主にさせて頂いております。なお、一家全部入信し御神体、御屏風観音様を御奉斎させて頂いております。御浄霊の箇所、腹部の固まり、食欲を感じても食べられない事に就き御教示の程御願い申し上げます。

《御垂示》これはお腹に固まりがあるんですがね。動けば蛇ですけれどもね。蛇が悪い目的でやっているんですね。けれども、もう食べられなければならないんですがね。この位良くなればね。これはその辺に毒素が非常に余計あるんですよ。つまり、毒素があるんで、そう言った邪霊が憑き易いんですからね。両方ですね。これは、背中も肝腎だけれども、やっぱり腹の方からもやらなければならないです。力が入るんじゃないかな。力を抜くと非常に溶け易い。だから力を抜いてやって御覧なさい。もう一息で治るんですがね。外部に飛び出し――これは、あんまり関係しません。これは、こっちが治ってからで良いんです。時々ちぎる様な――これは、浄化が起るんだが――そう言う時にやった方が良いですね。そうすると治りが早いんです。それから頭ですね。頭が食欲に関係する事があります。後頭部ですね。頭を試しにやってみて――固まりがあれば、それを溶かす。それから、熱い所ですね。そうすれば、もう一息で良くなる訳ですがね。

お腹の固結

《お伺い》53才の信者。昭和二十五年秋、腹部に湯呑み大の固結ができ、本年春医師に「腸間膜何々」と言われ、切開手術のうえ大小二十一個の固結を取りました。本年夏再び同じ所に大きい固結ができ、本年十一月入信し御浄霊を頂きましてより、激痛一回、小水が濁り、便秘がなくなり、腹部内でゴーゴーと言う音が聞こえる様になりました。働くと苦しく、歩行困難になります。なお、腹部に固結が発生した頃に、南方にて長男戦病死の公報がありました。これはいかなる原因で御座いましょうか。

《御垂示》便秘がなくなり――おかしいな。これは霊的と関係ありませんよ。お腹に、最初二十一個の――これはつまり、やっぱり医者の方で言う結核性腹膜とか、そう言った様なものですがね。膿の固まりですよ。それを浄霊すると、一つ一つ取れていきますが、手術でめましたからね。止めると反動が起りますから、大きい固結と言うのはそれですよ。ゴーゴー――これは溶けた訳ですね。気長にやれば治らない事はありませんよ。これはやっぱり、元は薬毒ですよ。腎臓を良くやってやるんですね。病気は簡単なものですね。

腎臓病

《お伺い》T.T(29才)腎臓病が悪化し、医師に見離され、御浄霊にて御守護頂き、入信致しました。お腹の御浄化で、段々張って臨月位になり、心臓も苦しくなりましたが、動く事はできました。上下に汚物を沢山出し、お腹は普通になりましたが、三カ月程すると、再浄化頂き、前の半分位に張り、大変苦しく、足は全然立たなくなり、横にもなれず座ったままです。下痢はしておりますが、出るのを感じません。膝に薄赤色の斑点ができ、破れそうになり、お腹の上部に水ぶくれができて、汁が少しずつ出ております。お道の事は、母親だけ少し解っておりますが、父親及び家族全部は解っておりません。御先祖は祀っておりません。お祀りする様に話ましたが、その気持ちは御座いません。里に帰っておりますが、嫁入り先は全然解りません。御浄霊の箇所御垂示の程御願い申し上げます。

《御垂示》これは薬毒ですよ。薬毒が沢山あるんで、色んな形になるんですね。ですから、一番悪い所、悪い所をやって気長にやっていれば、段々治って来ますよ。側の者が反対するだけは、治りが遅いけれども、これは仕方がありませんね。

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