霊層界の実験記 [体験記](地上天国5号 昭和24年6月25日発行)

『地上天国』5号、昭和24年6月25日発行

  東京都  S.G(30歳)男性

 私に憑依していて浄霊で救われた霊から感謝の意味で私も霊層界に案内されました。私の見た霊層界のありのままを書かせて頂きます。

  人間は生きているうちは金とか色情じかけ、口の先泣きおとし、これらの事にて楽な事をすることが出来るが、霊層界ではそのような事は出来ない。本当の体の曇りまたは浄まり方如何で、その霊の段階に入れられるのである。人間は死ぬと霊層界に行くのである。迷いの霊と言うのは逃げ出すので、逃け出したらそのままでは元の段階へ帰れない、霊の体が浄まらんと入る事が出来ない。霊層界入口の前に川があり、家の中に絶えず帳面をひろげてみている霊界人がおります。霊層界へ入って来る皆んなの霊は入ロまではどの霊も同じであるが、受付に行き名前をいうとお前は八衢行、お前は地獄行と申し渡されるが、殆んど天国に行く霊はない八衢やちまた行の霊は十人に一人か二人位です。入口より五十米程行くと八衢行と地獄行の辻になっており、その辻よりどちらも百米程の道のりがある。

 八衢行の道はとても美しい道で急な坂道になっており、この坂道を登るのであるが、霊体が浄まっているから楽に登って行ける。

  地獄行はとても凸凹の悪い道その坂道を降りるのである。地獄は六十階級の部屋になっており、皆一つ一つの部屋には一室一人の頭がいる。その下で働くので す。八衢は六十の部落になっており我々が住んでいる現界と同じようで大きな家もあり、小さな家もあり、霊位によって違うのである。正しい働きをしており、 八衢で正しい働きをすれば天国にも行けるのである。天国は一級二級三級と五十八部落になっており、三級の部落の神様は多勢いられる、二級の神様は十二人おられ、一級にまつられております。その前を通ります時には頭を下けずにはおれない気持です。大先生様の観音力と申します偉大なるお力が生きたお働きをされる事はこの私の一例をあげてもよく解るところであります。何事につけてもお観音様は私共にお教え下さいます。

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