2021.06.19 Sat new!
代表先生
さて、本日は『唯物医学と宗教医学』ということで纏めていただいておりますけれども、これがメシヤ教のですね、信者さん及び新たにご縁をいただく方々を救わせていただく一番根幹になる御教えの一つということになってきます。それはメシヤ様が私達の病気の原因とかそういうものをずっとご解説下さって、そして人間が幸せになっていく道というものをお示しいただいて、その根拠となるところを本日は纏めて下さっておりますので、そうした意味でですね、今回の『唯物医学と宗教医学』というのはこれまた大切な内容になってきます。その点において少しご説明させていただきたいと思います。
『文明の創造』の前半からずーとですね、本来の医学というのは、病無き世界を実現するのが本来の医学のはずなんだけれども、やはり唯物医学の場合は限界があって、なかなか実現していかなかったのでメシヤ様の御出現ということになったわけです。御教えのP300に
『之が吾々に課せられたる一大難事業であって普通なれば不可能に近いとさへ言へよう。さらばといって、此侭にしてをいたなら、人類の苦悩は益々深まり、遂には文化民族没落といふ運命に迄及ぶか分からないのである。』
というふうに書かれております。いわば『難事業』なんだと。この『難事業』を私達はさせていただかないといけないということを今月は腹に入れていきたいんですね。
メシヤ様あるいは神界の深いご配慮を感じるのはですね、今回ノーベル賞受賞がありましたね。その中で皆さんが一番知っているのは、中村修二という方が何年か前に裁判があったりしたのでよくご存知かと思います。LEDを開発してですね、開発したその会社がかなりの売上げをしたにも拘らず、本人の報奨金が二万円だったということで、この対価は安すぎるということで、二百億円を本来は支払うべきだという裁判をして、最終的には八億円くらいになりました。そして研究者の会社への貢献度というものを見直さなければいけないという、そういうことで知れ渡りました。
今アメリカ国籍を取得して向こうで活躍している方なんですけども、この方が最初に大学を出て、就職して十年間は非常にですね、苦労の連続であったと。予算も下りずにですね、他の会社がどんどん開発していくので、研究チームは一人っきりになってしまって、自分で研究機材を作り上げたりしていかないといけないので、十年間相当苦労したらしいんですけども、この十年の苦労があったからこそ次の研究の応用ができたというふうに今回述べておりました。やはりこの『一大難事業』であるからこそ、私達はですね、“御神業がうまくいかないこととか苦労があっても、やり抜かなければいけないなぁ”ということを強く思わせていただくところで、今回のノーベル賞受賞者のですね、いろんなインタビューに答えてくれた発言というのは非常に有難いものだと感じました。
2014年10月メシヤ講座大阪
今月の御教えは『文明の創造』「唯物医学と宗教医学」です
<学び>
『之が吾々に課せられたる一大難事業であって普通なれば不可能に近いとさへ言へよう。さらばといって、此侭にしてをいたなら、人類の苦悩は益々深まり、遂には文化民族没落といふ運命に迄及ぶか分からないのである。』
大変重いお言葉ですネ。正に今という時の事に思います。
「一大難事業」が為せるかどうか、「文化民族の没落」は今を生きる私たち人間にかかっているということですよネ・・・。