今度私は――医学について日本は優秀どころではないのです。まるで桁が違っているのですが、それも大いに吹き込もうと思っている。それから農作物。それから段々政治、社会、経済問題、そういうのも段々『文明の創造』の論文の中に書いていきます。というのはいつかも話した経緯の結びの時期になってきたのです。アメリカが緯で日本が経でそれが結ばるという、そんな事がそういった面から基づいていくわけです。やっぱりバッジもそれを表わしているのです。神様の方ではもう決まっているのです。
それから、よく社会事業について、メシヤ教は社会事業をやらないのはどういうわけか、ということを時々聞かれる、という話をよく耳にするのです。それについて徹底的に書いておいたのです。
御論文「本教と社会事業」
これは少し強い言い方ですが、ずっと先の事――予言です。それを書いてみたのです。
御論文「医学関係者に警告する」
これも一寸面白く書いてあります。
御論文「宗教と妨害」
今読んだようなわけで、宗教として法人になって発足したのが二十二年の八月ですから、今年は丁度五年目になるのです。五年目でのこの発展振りというのは、例がないと思うのです。その頃は――最初は「観音教」と言ったのですが、ほとんど世の中で知っている人はないくらいです。それが、その翌年の秋、脱税問題が起こってから、知れ方は悪いのですが、とにかく知れるには知れたのです。やっぱり、あれも一つの神様の仕組なのです。そんな訳で、良い事は知れ悪いのですが、悪い事の方は悪事千里で知れるのが早いのです。悪事千里なんていって――こっちは悪にされた方です。そんなわけで僅か五年でこれだけの発展をしたのですから実に素晴しいものです。感慨無量というところです。ですからこういう風で後五年もしたら無論世界的に発展します。何しろ世界を救うのですからその位の早さでいかなければ到底駄目です。そんな様な訳で、本当言うとこれからが面白くなるのです。これからが本舞台になる訳です。今迄は楽屋で支度していた様なものです。やっぱり世界的にならなければ本舞台ではないのです。日本だけでは、やはり今迄の――在来の宗教と同じです。ところがメシヤ教は在来の宗教ではないと言っているのです。宗教以上のものだと言っているのですから、世界的に飛躍するという事が当たり前なので、神様の方ではちゃんとそう決まっているのですから、いよいよこれから脂がのってくるわけです。時間が来ましたから。




