御教え*癌に自然野菜/浄霊の仕方(御教え集10号 昭和27年5月16日②)

米国は癌が多い...菜食に

 それから、「米国通信」が二、三日前に来ましたがね。今あっちで一番多い病気は、癌と小児麻痺と結核と、この三つが一番多いそうです。私はこれを書いて米国に送るつもりです。この間の原子爆弾に関する「原爆恐るるに足らず」というあの論文は、教団の方で米国のそういった要路に送ったそうです。かえって、翻訳するよりか日本文のままの方が良いそうです。それはそうでしょう。それをあっちの翻訳する人によって幾らか違いますからね。こっちで翻訳してしまえばそれっきりですからね。かえっててあっちで翻訳した方が、色々に訳するからして、それを総合するとかえってて良く分かりますから間違いない事になるから良いと思いますね。で、あっちの大統領だとか、陸軍長官。又空軍関係の偉い人だとか原子科学研究の方面と、随分ほうぼう――多方面に送ったそうですから、反響があるかどうか、一寸、反響迄にいかないと思いますが――唯吃驚して口を開いているだけだろうと思いますがね。で、まあとにかくそういった一つの刺激を与えて置くという事は、将来何かになると思います。だから、今の米国の病気も書きましたが、今度新聞に出します。癌というのは何でもないんです。あれは肉の毒ですからね。肉食人種に多いんです。日本なんかも昔は癌なんて殆どなかったんですが、肉食になってから起ったんで、肉の毒が段々溜っていくんです。それは何んだというと、野菜の食べ方が少ないんです。野菜を食べれば調節されてそういう事はないんです。肉の方に偏する為ですね。それで野菜の食べ方の少ないという事は、つまり原因は肥料ですね。これが、非常に原因するんですよ。外国は化学肥料が多いですから、野菜が不味まずいですから、どうしても肉を余計食う事になるんですね。だから、野菜を美味くするのは無肥料でなければならない。無肥料はこの点にも非常に効果がある 。

浄霊の仕方→力を抜く、毒素の流れ

 それからもう一つ注意したい事は、よく御守護の電報が来るんです。電文を読んでみると、つまらない病気で、非常に重態の様に思って、電報打って来るんですが、どこが苦しいとか、どこが痛いとかですね。浄霊すれば、他の信者の人がやっても訳なく治る様な程度です。それを、どうしても治らないから寄越すんですが、浄霊の仕方が未だ間違っているんですね。力が入るんです。大抵の痛みは本当に力を抜いてやれば、割合に早く治るんですよ。力が入ると治らない。ですから力を抜く事を、一層骨折って貰いたいですね。それで、力を抜いてその霊が出来るだけ向うに通るようにね。そうすると非常に治るんです。ですから、つまり力を抜く稽古をするんですね。ところが、苦しがったり痛がったりすると、かえって一生懸命になるんですね。一生懸命になると力が入るんです。だからむしろ一生懸命にならない様にする方が良いですね。苦しがって七転八倒すると、かえってボンヤリして、何を苦しんでやがるんだというつもりでね。ですから、自分の力とか、治そうとする熱意とか、そういうものは出さないんです。何んだこんなもの。といった様な、要するに一生懸命にならない事です。そうすると良く効くんです。だからそれには力を抜く事ですね。そこのところが、一つの修行ですね

  それからもう一つ注意して置く事は、浄霊すると痰が出ますね。咳が出て痰が出ますが、これは肺から出るんです。溶けたものがね。ところが胃から出る場合もある。胃から出る場合は、胸がムカムカして来て吐きそうになる。よく頭が痛いとかで、浄霊をやると頭は大変良くなって、胸がなんだか具合が悪いという事がよくあります。それは溶けたのが肺の方に行かないで胃の方に行くんです。それで胸がムカムカする。そういう時には胃の方をやるんです。そうするとじき良くなります。これは今迄私は注意しなかったですが、そういう点がよくありますから、今注意します。そういう時には鳩尾の辺を目掛けて霊を放射するんです。それから場合に依ると背中の方ですね。そうすると胸の悪いのは割合に早く治ります

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