御教え *狸の霊/時節/目の癲癇/木龍,他(御垂示録11号 昭和27年7月1日④)

狸の霊

≪お伺い≫二十才の娘を信者さんが御浄霊致し、御浄化は終わりましたが、その後酒を一升位飲む様になり、飲みましても平然として居ります。

≪御垂示≫可笑しいな。それはあべこべだ。大変な霊が憑いているんです。

≪お伺い≫平素は少し薄ぼんやり致して居ります。

≪御垂示≫続けて浄霊していると今度は飲めなくなります。平素薄ぼんやり――狸の霊です。

≪お伺い≫薄ぼんやりしたのもやはり霊の関係でしょうか。

≪御垂示≫両方あります。頭が悪いのと、霊が憑いているのとね。

≪お伺い≫霊が憑り易いのでしょうか。

≪御垂示≫やはり因縁ですからね。狸に因縁のあるのは狸です。狸の生まれ変りもあります。それから男の霊が女に憑いて、その男に狸が憑いている場合もあります。

相当熱心にして徳をほどこす

≪お伺い≫四十五歳の婦人の教師。二十三歳の時子供を一人産み、その後無月経となりました。その子に嫁を貰い、子供を二人産んで、その後無月経となりました。母親は非常に薬毒がございますが、嫁はそれ程には思われません。非常に心配して教会に参って居ります。

≪御垂示≫それじゃ霊的です。

≪お伺い≫家はポンプ屋でございます。

≪御垂示≫ポンプ屋に縁があるのかな。腹の中のポンプの効きが悪い。それでは霊的です。そういう霊的は子供を――それに祟りか何かあるんです。一人が産むと、後は産ませないという様なね。怨みとは限らないがね。

≪お伺い≫上の子供は四つか五つで、御浄霊を非常に嫌いでございます。

≪御垂示≫霊です。苦しいんです。然し治ります。信仰ですね――まだ御祀りしてないんですか。

≪お伺い≫出張所になって居ります。父親が喜んでいないという点がございます。

≪御垂示≫それは、熱心にしなければね。相当熱心にして徳をほどこせば、その位治ります。

≪お伺い≫最近ようやく父親と子が頭を下げて居ります。

≪御垂示≫時節です。

目の癲癇

≪お伺い≫五十二歳の婦人。目の玉が時々白眼になり、暫く放置しておきますと、普通になります。どういう原因でございましょうか。

≪御垂示≫病気じゃないんですか。白内症の様な。

≪お伺い≫しばらくの間で、目の癲癇という様なものでございます。

≪御垂示≫霊的です。悪い霊が憑るか、或いは目に罪があって、その曇りが時々出るんです。信仰は何時入ったんですか。

≪お伺い≫まだ入って居りません。

≪御垂示≫一番分り易く言えば目の癲癇です。霊的の――刹那的のものです。

御神体

≪お伺い≫本部の御神体の縁が丸まって、変な感じが致しますが。

≪御垂示≫経師屋が下手なんです。早く直した方が良い。

キリスト教徒の人が御守り、御神体を戴きたいと

≪お伺い≫キリスト教徒の人が御守り、御神体を戴きたいと言いますが、差し支えございませんので。

≪御垂示≫良いですよ。キリストだってこっちの部下です。

鼻血は非常に良い

≪お伺い≫七歳迄は元気でしたが耳が聞えなくなり、その一週間前に父親が庭の柿の木を切り、山に行って首を切って死んで居り、それより子供の耳が聞えなくなりました。現在二十三歳で、昨年入信致し耳の後が腫れ、鼻血も出る様になりました。柿の木の御祀も致しました。父親の方の霊的でございましょうか。又は柿の木の方でございましょうか

≪御垂示≫柿の木を切ってから死んだんですね。可成り太いんですか。柿の木に因縁がある様ですね。きっと木龍が柿の木に憑いていたんです。それが怒ってお父さんをそうしたんです。お父さんが亡くなってから耳が聞えなくなったんですね。何か関係がありますね。木龍が怒って、お父さんをそうして、未だ怨みがれないので子供をそうした訳です。然し、それは十年以上憑いていると、離れるとかなんとか容易に出来ないです。

≪お伺い≫最近鼻血が出て参りました。

≪御垂示≫それは良いです。信仰は。

≪お伺い≫昨年十二月入信致し、御神体、御屏風観音様は御奉斎致して居ります。

≪御垂示≫耳の後が腫れて来たんですか。

≪お伺い≫非常に固くなって居ります。

≪御垂示≫それを溶かさなければならない。治りますよ。鼻血が出るのは非常に良いです。耳に関係がありますからね。

≪お伺い≫一時は自動車、飛行機の音は分る様になり、変化がございました。

≪御垂示≫気長にやれば治ります。

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