代表先生:科学篇(文明の創造)を総括するとですね、科学篇は何を書かれていたかというと、メシヤ様は『病気というものは放っておけば治る』という事を基本に於いて、そして種々の病名に沿って、御解説をして下さっております。病気は放っておけば治るという、その理由はですね、「浄化作用だからである」という事です。この昭和27年当時は、薬毒が中心でありましたけれども、今の21世紀になって来ると化学物質が大変蔓延しております。それで、癌の罹患数も非常に増えてきているので、今二人に一人が癌を患うという、そういう世の中になっております。
化学物質が今度食物の加工食品の中に入っておりまして、ひどい話になるとですね、あるコンビニエンスストアのある弁当をずーっと食べ続けていると、お亡くなりになってもですね、遺体が腐敗しないという事が最近指摘されております。若い人でコンビニ弁当ばかり食べてですね、或る日亡くなった時に1週間経っても腐敗してなかったとかいう事があります。これは防腐剤が身体中に行き渡ってしまっている為にですね、腐らなくなっているという事でありますけども・・・、兎に角身体の中に薬毒とそれから化学物質がずーっと溜っていきますと身体を使用出来なくなるので、神様の愛によって浄化作用が起きて、それ(毒素)を排泄する・・・それが形としては病気に写ってくるのだ、というふうにメシヤ様は御説き下さっております。排泄が終われば浄化が終了して結果的に病気が治るという・・・然し薬毒が溶ける時には非常な痛みが伴うので、痛みに耐えられない場合どうしても医療にかかってしまうという事が起きてくるのですけれども、浄霊をしっかり頂く事によってその浄化期間を縮小して、そして悪い物を全部外へ出してしまえば良くなっていくというように・・・、メシヤ様はその様に説いて下さっております。『科学篇』ではそうした所をしっかり受け止めておいて頂きたいと思います。
浄化の理を身に付ける
そして、先月、先々月取り上げました様にですね、我々は今哺乳類ですけれども哺乳類が最初にできた時のですね、化石が、中国の手付かずの所に今出土しております。それを日本の学者が行ってですねDNAの鑑定をずーっとした所ですね、最初に哺乳類になった動物はレトロウイルスに感染して、その種はほぼ死滅したのですけれども、お腹の中に卵を持っていた母体だけは生き残って、その卵の中にレトロウイルスが入り込んで行って・・・まぁ残酷な話ですけど鶏がもうすぐ孵えるという時に卵を割るとですね、黄身が殆んどなくなって栄養ですのでそれを食べて、老廃物(尿とか)それを入れる袋が残っております・・・この袋のDNAを切ってその中にレトロウイルスが入って、これを突然変異させて胎盤を作ったという事まで日本の学者が解明しております。ですから、哺乳類が出来たのは、そのレトロウイルスに感染したから哺乳類が生まれた、という事を報告しております。
このようなことから言えることは、生命の歴史の中では浄化作用によって生命も進化して来たという事です。ですから、我々がメシヤ様に教えて頂いている『浄化作用の原理』は、只単に病気が浄化作用という事ではなくて、生命の進化は浄化作用によって進んできたという事が、その報告によって非常に分かるのではないかな、と思います。
これから更に御神業に取り組ませて頂きますと浄化作用も起きて来ますので、その浄化が起きる度に頭の中が先ずクリアになってきますので・・・、そうして御神意というものを覚る事が更に進んで行くし、人々の問題解決をする時の問題解決策が、より明瞭に頭の中に浮かんで来るようになって来ます。こうした浄化を楽しみに受けられるぐらいですね、この『科学篇』を読んだ私達は、そういう人間に成っていきたいと思います。
2015年9月メシヤ講座出雲
2015年9月の御教えは『文明の創造』『天国篇』358ページです
<学び>
「浄化が起きる度に頭の中が先ずクリアになっていく」ということで、浄化いただいたら、感謝あるのみですね。