[メシヤ講座]「結び」の働きを身に付ける 天津金木 2017年1月⑩

楳木代表

 はい、ありがとうございました。

 それでは改めまして本年もどうぞ宜しくお願い致します。 

今日は支部長代理から世界中で主神様の御意図というものが際立ち始めているという話を報告していただいたのですけれども、皆さん方にはですね、この本の中の205ページを開いていただきたいと思います。そこにはですね天津金木という図が出ております。天津金木というのは前のページに出ておりますように、

天津金木と言う学問と云うよりも鍵がある。是があらゆるものゝ根本である。言霊、天文、地文、易、予言等の根本なのであるが、是を教え様とする人が未だないのである。古事記の中の稗田阿礼が勅命により口述したのである。天津金木は上のような形のものである。稗田阿礼は此天津金木を背に負っていたのである。古事記は天津金木の神秘が書いてあるのである。されば何故文章に書かなかったかと云えば、文章に書けば命がなかった為である。日本は言霊の幸う国、言葉の生くる国という国である。今病気治しの時字を書くと、其の書いた字の言葉が働くのである。言霊で言えば直ちに強くなるのである。』

というふうに書かれておりますけれども、支部長代理が報告した内容というのは、この『天津金木』の中身の一端の例え話だということです。『天津金木』は本来ですね、縦に下が十字に組まれておりますけれども、この主神様の御意図というものが上から絶対なものがドンと来ます。それが四方八方に広がる図がこれなのだということです。地鎮祭を執り行う時には「八方祓いの儀」というのを行いますけれど、八方を浄めるのですが、それをさらに細分化して行くと十六に分れていきます。これが本来、先程豊中集会所責任者が報告していただいたように、今元号がどのようになるかということばっかりが話題ですけど、平成31年は無くて、そこから新たな元号で始まって行くということになるのですけれど、この皇室の紋章の十六弁というのは、これは菊の紋章ではなくて、この『天津金木』を上から見た時の図が十六弁になるということです。これが、世界がずーっと地球を中心に宇宙ができていく、そういう姿をこの『天津金木』というもので表現しているのと同時に、主神様の地上天国建設の設計のデーターがすべてこの中に入っているというふうに認識していただければ、将来皆さん方の霊性がさらに高まっていくと、この『天津金木』の存在がより分かっていくのではないかということであります。支部長代理の報告と合わせてこの205ページは心に留めておいていただきたいというふうに思います。

そして大事なことは、この縦の下の十字が交わっているところが「結び」というところなので、実は私達がこれから世界救世(メシヤ)教を復興しながら「結び」の働きをしていかなくてはいけないというのがこれからの課題です。「結び」の働きをしていくということになって来ると、今日は松原出張所責任者から『精神革命が喫緊時である。』ということからスタートして、いろいろ取り組みながら今回の覚りを報告していただきましたけれども、その精神革命を「結び」というところに焦点を当ててしていかないといけないので、例えばある人に話をしても全然分かってもらえない、あるいは場合によっては反発すらされるということが起きた時には、八尾集会所責任者のように、話し方の問題が実はあったのだ、と。息子さんに幼稚園児に話すように話しなさいと云われたようにね、そういう話が出来なかったために反発心が起きたり、あるいはまた批判的なことが起きたり、あるいは言うことを聞いてくれなかったということが起きるわけなので、“その人達の反論というのは、全部自分を育てるために反応が起きているのだ”というふうに受け止めることができれば、「結び」の働きがこれからできてくるのだということです。なかなか難しいということで、いろんな話のやりとりが、自分達の回りは問題だらけだと感ずることもあるのですけれど、しかし、それはすべて自分が今後取り組んで行く上においては“自分を育てるためにそういう自分のやったことに対する反応が起きているのだ”というふうに受け止めていくことができれば、これから少しずつ「結び」の働きができていくのではないかな、というふうに思います。
2017年1月メシヤ講座大阪

今月のみ教えは;『主神様とメシヤ様』51ページ「『救ひ主と贖罪主』文明の創造」です

<学び>
わかりやすく解いて下さっているのですが、何度か読み返してみて、漸く真意を汲み取らせていただいたように思います。

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