薬害
《お伺い》健康診断により、右側肺浸潤で五月より九月迄気胸療法し、後三、四回水を取り。
《御垂示》気胸療法した為に肋膜をしたんだ。
《お伺い》右側腕に痛みが出て参り。
《御垂示》注射だ。
《お伺い》痛みを取る為に、血を循環させると言うので、一心療法と言うのを三回し、全然手が利かなくなってしまい。
《御垂示》余計循環した為ですね。
《お伺い》十月に入信し、毎日歩いてお参りに来ておりましたが、足が吊る様になり、教会より三、四日置きに行っております。三週間経って手に熱が出、あと手と足の吊りが取れず、手は中気で胸に置く様な状態で、浄霊は首の回り、肩の付け根、鼠蹊部、腰を致しております。段々楽にはなっております。
《御垂示》それで良いですがね。段々治って来ますよ。
《お伺い》足は内側に吊り、内側鼠蹊部を浄霊させて頂いております。
《御垂示》足は鼠蹊部ばかりじゃないですね。股の外側――ここも肝腎ですよ。
《お伺い》足に力が入りません。
《御垂示》ここ(股の外側)に毒がある。
《お伺い》食事は三膳位で御座います。
《御垂示》それは治ります――気長にやればね。
木龍(御神木)
《お伺い》二女を分娩してより、腰がふらつき、お腹の力が抜け、歩行困難となり、一年間薬と注射をしましたが、医者にかかって居ながら悪くなり。
《御垂示》医者にかかって居ながら悪くなると、よく言うが、かかっているから悪くなるんです。
《お伺い》大浄化で、全然腰が立たなくなり、その家の二十七日の例祭をさせて頂き、その後で、私が浄霊していると眠くなり、十分程寝ましたが、夢で紙包みの上に木龍が憑いてます、と書いた紙を差出し、そこで目が醒め、病人に言いますと、病気になる迄、夢で蛇がものすごく追いかけて来て、最後に自分の身体に憑いてから、夢は全然見ませんそうです。父は大工をしており、天狗が憑いていると言う欅の木を切り。
《御垂示》御神木だね。
《お伺い》その前後ではないかとの事で御座います。二階に父の弟がおり、夫婦が休む時は何ともないが、一人になると何かに締められる様になるそうで御座います。
《御垂示》それは木龍だね。全くそれが祟っている。欅の木にくっついていて、居所がなくなったので憑いた。庭はありますか。
《お伺い》ありません。
《御垂示》ちょっとした空地はないですか。そこに欅の木を植えて――お腹に憑いている木龍に対して、つい知らずに今迄大変あなたに苦しい思いをさせた。お詫びするから勘弁してくれ。その代わり居所として欅の木を植えたから、それに憑いて下さいと頼むんだ。
《お伺い》乳の下を紐で締められるそうで御座います。
《御垂示》それは、蛇に締められた。今の様にすると解決します。
《お伺い》お供物は。
《御垂示》簡単なもので良いですよ。魚は要らないから――野菜でね。
《お伺い》その時、式は何か致しますので。
《御垂示》いやいやそんな事は要らない。
《お伺い》善言賛詞は。
《御垂示》無論、善言賛詞は奏げて良い。その位憑いていると、やっぱり霊がくっついているので、直ぐには行かれないが、段々離れます。
破傷風
《お伺い》破傷風と、浄霊の急所に就き御願い申し上げます。
《御垂示》破傷風と言うのは何でもないですよ。その人に毒があるから、毒の質の悪い――薬毒だからね強いのは、そこで膿んだり痛んだりして――破傷風で、よく命を取られると言うが、そう言う事は滅多にないので、色んな医療や何かやるので、死んじゃうんですね。
《お伺い》破傷風の時、手足が硬直になり。
《御垂示》うっちゃらかすと良い。
《お伺い》浄霊は何処を致しましたら。
《御垂示》怪我した処をです。