十一月十五日
《お伺い》私の家にて現在世話をしております教師Y.N（52歳）は、13歳の時右眼の手術をしてより、三回右眼の手術をし、19歳の時に脳を患い医師の治療で治り、29歳の時に米俵を抱える機勢に、腸にひびが入ったとかにて、腸の手術をしてより腰の痛みを覚える様になり、本教を知る迄は腰を木の棒にて家族の者に叩かせておりました。35歳の時に肺炎の様な状態となり、売薬で治りました。42歳の時に盲腸を患い、その時は夢のお告げで、鰯の腸を煮て一日食し、治りました。48歳の五月に入信し、十一月より一家中疥癬の御浄化を頂き、翌年九月に良くなりましたので、御本部に御礼詣りに上り、その時より痔出血をする様になり、それから三年間ボツボツ出血しておりましたが、本年三、四、五月は毎日五回位出血する様になり、六月には貧血状態にて倒れましたので、家へ引き取り御浄霊を致しておりました処、出血も止り血色も少し出て参り元気を取戻し、十月十五日には御本部に御参拝に上りました。帰ってよりまた御浄化を頂き、一ヵ月程前より家に帰しておりましたが、十月二十一日よりまた世話しております。少量の出血をしており、生来の色白の肌が血色なき為に蒼白となり、食欲旺盛で、痩せは致しませんが、足がふらつき起きた瞬間など視界がみんな黄色になると言っております。頭もぽーッとしており二、三日前より尿量が減り、顔が浮腫んでおります。入信前迄は凡ゆる薬を服んだと言っております。如何致しましたら御救い頂けましょうか。なおYさんの奥さんは先夫二名に死別致しております為、五日程前にその二名の位牌を作り、Y家の仏壇にお祀り致しました。それよりYさんの頭がボヤけ、顔が浮腫んで来た様に思われますが、亡夫位牌との関係が御座いましょうか。
《御垂示》腸にひびが入るなんて――まるで瀬戸物みたいだな。目の手術をした――この為に脳を患っているんですね。そんなこんなで、薬は相当入っている。それが腸に溜まって、米俵をかつぐ機勢にその薬毒の固まりが――浄化が起きたんですね。それで、腰も続いて浄化が起こった。売薬もやっぱり悪いですからね。痔出血は頭の血ですからね。これはみんな毒血が出た訳だけれども――誰が浄霊しているんですか。何処か――急所がはずれているんじゃないかな。固まりがあるんですか。
《お伺い》以前はありました。現在一日三回位致しておりますが、腎臓をやると非常に暖かくなり、目も見える様になり、腰のふらつきも良くなります。
《御垂示》それじゃ、今は腎臓ですね。それで、良く治る訳ですがね。熱はないんですか。
《お伺い》平熱で御座います。
《御垂示》腎臓に固りがあるんですか。
《お伺い》多少御座います。
《御垂示》押して痛い程じゃないんですね。
《お伺い》左様で御座います。
《御垂示》腹は。
《お伺い》柔かい様で御座います。
《御垂示》もう直き治るでしょう。別に大した事はない。腎臓と背中――それで良いです。亡夫位牌との関係――ない事はありませんがね。そう言う場合には、この人に憑って、霊が浄霊して貰いたいんです。これは、そう長くはないですね。どんどん解決します。