*脳膜炎(蛇霊)/悪のある訳(御教え集4号昭和26年11月11日④)

《お伺い》信徒、O.Y(11歳)十一月七日より頭痛を訴え、一回の御浄霊後、全身発熱、頭痛は一層激しくなり、軽い咳を伴い右胸部、下腹部に激痛を加え、頭部以外は、御浄霊をすると直ぐ痛みはなくなりますが、痛みの箇所が胃部、胸部、横隔膜等へ転々と移動し、頭痛以外は、短時間にて楽になります。頭の中心は、御浄霊六回にて熱も三十七度程となりましたが、なお軽痛が残っております。浄化発生より三昼夜にて、衰弱度強く両眼充血し、黄色の目脂が出始めました。時折り憑霊現象の様な言葉を発しますが、意識は判然としております。憑霊現象の様な時は、腹に長い虫がいて、祝詞奏上の時は苦しんで暴れ、善言讃詞奏上の時は静かに聞いており、非常に楽になった。また咽喉にいた虫は、知らない男の人が取ってくれて楽になった、等申しました。食欲は普通の半分程度にて、眠った時口の中でブツブツ言っております。家族全部入信し大光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させて頂いております。

《御垂示》これは、最初脳膜炎だったですね。軽い脳膜炎ですね。これもやっぱり蛇の霊が憑いてます。痛みが移動しますからね――霊はね。蛇の霊は割合弱いですよ。どんどんいきますからね。追っかけていってやると、段々弱って来る。脳膜炎の方は峠を越したから、もう良いですよ。両眼充血し、と言うのは、峠を越した状態です。毒が溶けてでてきたんです。善言讃詞奏上の時は――これは良く祝詞の何を現わしている。天津祝詞――あれは浄め方が強いですから、そこで苦しい。善言讃詞の方はずっと柔らかい働きをするからで、それが良く現われてますね。咽喉の虫――と言うのは、他の虫ですね。蛇の子かも知れないがね。男の人と言うのは、神様です。これは大した事はないです。段々良くなりますからね。心配要りません。

【御教え】

 善悪の事を、よく言いますがね。これはあんまり説いた人はないし、それから、中々説けないですよ。けれども誰でも、何の為に悪と言うのはあるんだと言う――神様の事が分かる程、そう言う疑いが起るんです。で、悪と言うのは、大変な大きな役目をしたんです――今迄はね。それと、将来悪と言うのは、どう言う事になるかと言う、その関係ですね。それを、できるだけ分かり易く書いたんです。

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