序文 自観叢書第1篇『結核と神霊療法』(昭和24年6月25日発行)

 現在、日本の悩みの中最大なものとしては結核問題である事は今更言うまでもない。之に対し現代医学に於ての苦心努力、あらん限りの手段方法を尽すと雖も、その効果に至っては何等見るべきものはない。という事は、結核病の根本原因が全然判っていないからである。それは勿論的外れであるからで、莫大なる国費も多数専門家の苦心研究も、今までの処は何等意味をなさない。徒労以外の何物でもないといっても差支えあるまい。

 しかるに私は神示による実験によって、結核の病原も絶対的療法も知り得たのであるから人類に対し、実に空前の一大福音でなくて何であろう。

 この大発見を一刻も速く結核国たる日本に知らしめんが為時期を待っていたが、最早黙止を許さない時となり、この小冊子を発刊する事となったのである。

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