2015.10.01 Thu 自然淘汰について
質問者:今日の御話の中で、自然の淘汰というのがありましたね、人間もそれに外れるものではないと、人間が淘汰されるという事は生命のという事ですけど、永遠の生命という現界だけではなくて霊界も・・・霊界で淘汰されるというのは、その先はどうなるんですか?
代表先生:抹消される訳です。
質問者:抹消されるという事は完全に無になってしまう?
代表先生:えぇ無になってしまう。
質問者:それは非常に厳しい事なんですか?
代表先生:厳しい事です。この前ですね新潟出張所の責任者もお父さんがM田さんと同じように支部長を、ずーっとやって来た人です。御在世中から・・・だから相当「御教え」を拝読した上で、悪が淘汰されるというのは、反省すればやり直しが効くだろうというふうに受け止めて来たけれど、やはり『文明の創造』を読むと『淘汰される』と書かれているので、これはもう絶滅せざるを得ないという事は、今迄考えて来た事よりも、この『文明の創造』を拝読すると物凄く厳しい、恐ろしい事だなぁ、と・・・それは何故かというとですね「天国」「中有界」「地獄」があって、地上天国になった時には「地獄」がなくなる訳ですので、地獄は消滅するという事です。地獄が消滅するという事は、地獄に所属している霊魂は消えるという事です。地獄から上がった時点で地獄が消えれば良いのですが、(実在を)認めない限りは上がれませんので・・・、最低地獄から削られて行く訳ですので・・・どんどん、これが霊魂の淘汰という事になって来る。これほど恐ろしい事はないと思います。
質問者:恐ろしいというのは、よく分らん・・・現界の者が現界で淘汰されて霊界に行くというのは、何となくその先があるから、非常に厳しいかなという・・・完全に無になってしまうと現状と完全に無くなってしまう訳ですか・・・。
代表先生:無くなって・・・。
質問者:完全に無ですよね、無という事は、厳しさも含めて無ですね。
代表先生:厳しさも無になります。それが無くなるんだなぁと思えば良いけれど、然し霊界に所属している人達は、それが分り始めるので、分ったらですね、恐ろしくてしょうがない。消えるのだ、と。でも再生もないのだ、と・・・。だからその事が分かった霊界人が現界には「気付いてくれ」という事で問題を起こしたり、或いは病気になったりする訳なのですけれども、それでも気付いてくれないと、もうイライラして来る訳なのです。霊界に行くと生きている人が死ぬ時には、霊界があるから心配はない訳なので・・・、死んだ所から更に死ぬという事になると、これ程霊界人にとって恐ろしい事はない。それも二度と生まれ変わる事は出来ない訳ですのでね。我々は霊界があるから死ぬ事がさほど恐ろしくないというように思えるのですけれども・・・未だ死にたくはないけども・・・死んでも霊界で修業すれば又生まれ変われるという、そういうものがあるので未だ幾分ですね、希望があるのですけれど、霊界に所属している人がもう無くなるのだとしたら、そう思ったら余程恐ろしいと思いますね。
参加者:早く改心せねばいけんちゅう事ですな。
代表先生:ま、「無くなるんだったらいいんじゃないか」という霊魂もあるかも知れません。無になるのなら・・・私は、やはり何回も生まれ変わりたいなぁ、と思うので、やはり高まっておきたいなぁ、と思います。
質問者:もう間に合いませんわね・・・もう私は・・・(会場笑)
代表先生:そんな事ないです。こうして「御教え」を拝読をしながら進んでいる訳なので・・・。
質問者:現界で淘汰されて、地獄にしても霊界にしても、上にあがる見込みがないと・・・。
代表先生:これ気付いた所から改心すれば良い訳ですので。
質問者:だけど、そう簡単には・・・。
代表先生:これについては、メシヤ様はですね・・・、何故物質文明を発展させるのに三千年もかかったというのは、物を作り上げて行くのは非常に時間がかかると、然し精神は、あっという間だ、というふうに仰っておるのでね。あっという間に気付いた分だけは、霊層界を上げて頂ける・・・心底ですよ。(会場爆笑)
2015年9月メシヤ講座出雲
2015年9月の御教えは『文明の創造』『天国篇』358ページです
<学び>
淘汰とは存在自体がなくなること・・・。現界からも霊界からも抹消される。
なんと恐ろしいことでしょう!
ありがたいことに私達は学びを許されているのだから、霊層界を上げさせていただくべく、日々、学びを生かした生活に励まさせて頂きたいと思います。