覚醒する上においてですね、たとえば薬剤師の立場から書いてくれている非常に分かりやすい「薬剤師は薬を飲まない」という本が出ています。廣済堂という出版社で、宇多川久美子さんという方が書いた本です。
代表先生
一番分かりやすいのは、ここに付箋を挟んでいるんですけど、高血圧は薬では治らないと。まぁ生活習慣病はみんな薬では治らないのですが、“どうしてこの人はそういうことに気付いたのかぁ”と思って後ろを見たら、デューク更家氏の弟子入りをしてたみたいで・・こうやって歩く人ね。結果的にあれで薬を使わない生活になったみたいでね、まぁちょっと面白い動機なんですけどもね。
本来血管が動きながら血液を全身に送っていくんですけど、しかし高血圧の場合は高齢になってくると血管が固くなるので、固くなると送る力が弱くなってくるので、逆に心臓の方から圧力を上げて、そして血液を全身に行き渡らせる、これが高血圧の症状なんですね。それなのに血圧降下剤を飲むと、例えば180とかあった血圧をいきなり130に下げてしまうと血液が全身に行き渡らなくなると。だからかえってダルさを感じたりして、今薬剤師に相談に来る人が非常に増えているということは、本来自分の体のために血圧を上げているにもかかわらず、その血圧を薬で下げてしまうので、新たな症状が出てくるというのが、高血圧の関連症状として起きてくるわけなのです。大変これは危険なことだということを薬剤師が説明しておりますので、こういう本を持って、高血圧の人にはこう開けて「ここを読んでみて」というふうにしていった方が、より分かりやすいんではないかなぁ、と思います。
それからもう一つはですね、今新聞なんかでも、食物酵素とかいうのがよく出てるでしょ?、「酵素をとりましょう」とか言ってね。それで酵素というのは、私たちの体の中に元々ある酵素と、それから食物で取らないといけない酵素があるんですけれども、薬を飲んでしまうと、薬というのは毒物なので、解毒作用をしないといけないので、この解毒作用する時に酵素が必要なわけですね。そうすると薬を飲むと、その薬を解毒するために酵素がその薬のところに集中していく、その集中していくために、他の所で働かないといけない酵素が不足してしまうということが起きるそうです。
ですから、私たちが薬を飲んだ時に眠くなるというのと、それから逆に夜なかなか眠れなくなったりすることがあります。この眠れない時に眠り酵素がなくなっているということですね。ですから薬の副作用ということが、この本を読むとより分かりやすくなります。
しかも副作用というのは、この薬が悪さをしているように私たちは概念的に捉えているんですけれども、実は薬が入ってくることによって、全身の酵素がその薬を解毒するために集中してくるので、よそで働く酵素が非常に少なくなってくるために全身的にダルさとか、それから夜眠れないとか、それからいつも不安になるとか、そういう症状が起きて来るんだということを分かりやすく説明してくれています。
それからもう一つは、その薬自体がだいたい石油が原料でできているので、プラスチックと同じものを飲んでいるようなものなので、薬をこうやって飲んでいる人を見ると“あ~プラスチックバリバリと食べているわ~”というぐらいに見ていった方がいいですよ、という説明もしてくれていますので参考にしていただきたいと思います。
2104年3月メシヤ講座大阪
今月の学びは『文明の想像』科学篇 「人形医学」です。
<学び>薬剤師さんの本でとてもわかりやすいです