*然毒と薬毒、聖地『御垂示録1号』 昭和二十六年八月一日 ③

《お伺い》 痛みは全て薬毒だとお教え頂いて居りますが、母親が三年間無医薬で出来た子ですが、痛みが出ますのは然毒で御座居ましょうか。

 《御垂示》之は然毒でなくて薬毒です。然毒が薬毒だから、之は古いんだから、かゆいんで す。痛いのではなくて、かゆい方です。

 《お伺い》 一代位では取れませんで御座居ましょうか。

 《御垂示》 然毒は一代位では駄目です。数代ですね。天然痘は、古いのは極くかゆいんです。 新しいのは、かゆいのと痛いのです。

《お伺い》種痘致しませんと、天然痘の様に出て参りませんでしょうか。

《御垂示》 必ず、とは言えません。少ないのと、多いのとあるから。

《お伺い》疥癬が済んで居りますのは。

《御垂示》 疥癬が然毒ですから、済んでるのは出ませんよ。疥癬のひどいのは天然痘の様ですから。

 《お伺い》 地上天国の幻灯をお写しになられましたが、あれをお借り致しまして、他の無肥料の写真、十国峠の景色と一緒に写しました処、「地上天国」のを写させて頂きますと、観音様のお姿が拝されたと言うので御座居ます。他の無肥料や十国峠の景色には見えないそうです。

《御垂示》別に不思議はないですがね。だから、全然気分が違いますね。

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