九月十七日
いろんな病気が増えつつある
今米国では病人が非常に増えてきたのです。今度信者で米国の大学に入っていた立松文二という人が帰ってきて、あっちの統計を細かく調査して帰ってきたのです。それを読ませます。
御論文「米国に於ける驚くべき病者の氾濫」
寄書「米国に於ける病気状況」
何しろいろんな病気が増えつつあるのです。これを一々原因その他を出来るだけ精しく書くつもりです。そうして送ろうと思ってます。それでちょうど、浄化作用――要するに溶けようとする毒を固めて来たわけです。で、病気の種類も段々増えてくるのですが、それはつまり、この毒が出ようとするのを固めると、そこから出ないから、他から出ようとして変化をするのです。だから色んな病気が増えるのです。それで薬毒が段々増えていくわけです。増えていくので――新しい薬という奴は段々毒を強めて固めるのです。そうすると浄化作用は、段々昼の世界になるにつれて強くなっていく。それについてこの間もちょっと話しましたが、書いてみたのです。
御論文「昼の世界に転換の科学的証明」
仏教は月の教え
昼の世界になった一番初めは、日本では日蓮上人が出た時です。で、いつも言う通り仏教は月の教えだという事は、つまり夜の世界というわけなのです。まあ、闇の世界です。そこで月が有難かったのです。それが仏教です。それまで月であったのが、初めて仏教の中に日が出たわけです。それが日蓮上人なのです。日蓮上人は一番最初に安房の清澄山に登って、黎明に妙法蓮華経を唱えた。それから法華経を弘通したという事になってますが、これは事実なのです。そんなわけで日蓮上人は、天照大御神の生まれ変わりだという事を唱えていたのです。「われ日本の柱ともならん。われ日本の大舟ともならん」と言ったのですが、日本の柱という事は、日本の天皇という事です。自分は日本の天皇だと思っていたのです。ところがそれが間違であったという事を悟ったのですが、とにかくそんなわけで仏教の中に日が出たのです。だから仏界における黎明期に入ったというわけです。それから段々進んで明治に――この明治になったという事が、そこにまた意味があるのです。それまでは武家の時代だったのです。武家の時代という事は、武力で天下を取っていたのです。で、最後の武家の天下が徳川時代だったのです。これは先にも書いた事がありますが、武家の先祖と言いますか、それは素盞嗚尊なのです。素盞嗚尊が神武天皇にやられたのです。まあ、息子の大国主命の時です。これは歴史にもありますが、神武天皇の系統を日の系統だという事があります。天照大御神の系統だという事になってますが、天照大御神の傍系になっているのです。ですからまあ――系統とも言えるのです。本当の系統は押込められたのです。岩戸隠れになっている。その傍系が神武天皇になっている。そこで大国主命は素盞嗚尊の系統ですから、月の系統になる。そこで日の系統をやっつけようと思って、そうして始終闘っていたのです。それが日本の戦争に次ぐ戦争であった原因なのです。そうして最後が徳川家康です。あれは素盞嗚尊の系統だからです。そこで今度は、素盞嗚尊の方をやっつけて、そうして日の系統が立たなければならないという事が明治なのです。王政復古です。その一番根本的の一つの手伝い、援助者がアメリカです。アメリカから、日本の開国の為にペリーなんかが来ました。それはどういうわけだというと、月の時代――英国は月の国だという事は、私は言ってますが――を過ぎて、月がだんだん隠れてきて――月が隠れると闇になるから、そうすると星が光ってくるのです。そこで英国がだんだん衰えるに従って米国が勃興してきたのです。米国は星の国なのです。そうすると、星が過ぎると日が出るのです。これは天文学的に言っても良く分かります。月が無くなると真暗になり星が光る。そうして今度は日が出る。ですから「星」という字は「日が生まれる」と書いてある。米国は日本の日の系統を生んだわけです。米国が日本を開国した為に、徳川というものは没落したのです。そうして日の系統である天皇の方が、天下を治めたという事です。ところでこれが、この形が宗教的に現われている。というのは一番面白いのは、今どこの宗教でもみんな病院を作り始めている。天理教なんかでも病院を作り始めているのです。それから人の道――PL教団でも、日蓮宗の「霊友会」の一派で最近非常に有名になってきた「立正交成会」でも、立派な病院を作っている。理想的な病院だと、非常に自慢している。これらも、以前は医学が駄目だとか薬が駄目だとか言っていた宗教ですが、今はみんな病院をこしらえている。今度聞いた話ですが、「人の道」の教祖の御木徳一という人の時に――二十年前ですか、その時に信者になった中々有力な人で、金なんかも大変に寄付したらしいですが、その当時に医者や薬はいかんと止められて、その通りにしていたら、間もなく自分は健康になって、今もって家族でもなんでも医者にかからないで、非常に健康を維持している。ところが最近病院を作った。自分はどこまでも、病気は信仰で治すべきものと思っているので、病院を作った「人の道」が頼りにならない。そこで今度は、医者に頼らない宗教で、信仰で病気を治すというものを見つけ始めたところが、メシヤ教より他にない。そこでメシヤ教に入りたいからと、ある支部に尋ねたというのです。ですからその人の話によっても、医者を否定する宗教はメシヤ教だけという事になる。私が「大本教」に入った動機というのは、医学の間違った事を知ってからですが、お筆先にこういうのがある。「外国から渡りて来た、毒にはなっても薬にはならぬ。ヤクザな物に高い金を払って身体を濁らす馬鹿な人民ばかり、神も困るぞよ」というのがある。そこで私も驚いた。その頃薬は毒だという人は無いのです。それがちゃんとお筆先にある。これは大変だと、「大本教」に入った一番の魅力だったのです。大本教もそれ程医学を否定して、あの時分にやっていたのです。ところがこの間「大本教」の古い人が来たのですが、真青な顔をして来た。「どうした、あなたは薬を服んでいるだろう」と言ったら「漢方薬をやってます」と言う。ですから皆医者にかかったり薬を服んでいるのです。以前は人の道なんかでも、「御振替」で非常に良く治ったのです。それが治らないから病院を作るのですが、どうして治らなくなったかという事は、今迄の宗教は全部月の系統の宗教なのです。その親玉は「天理教」です。「天理教」の神様が月の系統の神様です。天理王尊というのは、相応した名前です。他のいろんな八柱の神という神様がありますが、あれは月の系統の神様です。「天理教」に古くから会があります――月日会というのがある。私はおかしいと思うが、日月会としたら良いだろうと思います。今でもあります。それからもう一つは、「天理教」の標語に「一列揃って甘露台に」とあるが、甘露台という事は月の甘露です。それから、以前は甘露台というと、灯台みたいな物を作って、入れ物は皮か何かを置いて、そこに月の夜に露を溜める。それを甘露といって大変尊び、病気の時にそれを一滴位飲むと非常に良く治った。ですから月の系統という事は良く分かります。ところが昼の世界になるについて、さっき言った通り明治時代になって霊界の――八衢の前――八衢は三段になっており、天国も三段になってますが、言わば第三天国のところに黎明になった。これは私の本に書いてある通り、昭和六年六月十五日に房州の日本寺に行った時が現界の黎明になったわけです。そうして段々日が出てくる――つまり浄化が強くなってくる。火素が増えてくる。そうして昼間になってくると、月の光というものは段々消えてくるのです。ですから月の光で治った力が、段々無くなってきて、今は何の宗教でも病気は治らないのです。仕方なしに病院を作るという事になる。ところがメシヤ教の方はそれと反対です。毎年段々治ってくるのです。これはあなた方が浄霊すれば分かりますが、日に月に治り方が強くなってくるのです。ですからこれが段々進むと、いよいよ月の系統の方は、全く治らなくなってきます。段々そうなってきてますが、一層治らなくなると共に、日の火素の方が強くなってくるに従って浄化が強くなってきます。そこで月の方は――医学も月の方ですから、固めるというのですから――。以前よく手の平療法とか色々な療法がありましたが、それは相当効き目があるのです。治るのです。しかしそれはみんな固め療法です。そして固め療法の親方が医学です。薬で固めるのですから――。ところが段々火素が増えるに従って、固め療法が固まらなくなってきた。これは医学の方でよく現われている。この頃、先には良く効いたがこの頃効かなくなったという事が非常に増えてきた。先に、ヒドラジドはアメリカでは良く効いたのです。ところがアメリカの方は火素が弱いのです。日本から日が出るから日本の方が浄化力が強いのです。そういうわけですから、ヒドラジドが日本に来たら、固める力が弱くなるから効かないのです。二、三日前の新聞に、今迄の試験では一番大袈裟にやったように書いてありますが、効いた人が三割だというのです。三割効いたといったところで、一時的なものですから、また幾月か経つと元の木阿弥になるから、結局一人も効かないという事になります。ですからそういう具合に益々火素が増えつつあるという事は、はっきり分かるのです。何にでも現われている。この頃お医者さんの方でも首をひねってきたのが随分あります。メシヤ教は病気が良く治るという事でも、医学界の方にもだいぶ知れてきたようです。これは当たり前の話ですが、喜ばしい話です。そんなようで段々それが著しくなってきて、しまいには注射すると即座に死ぬという事になります。それで始めて、医学はもう駄目だ。では何か他にないかという事になると、メシヤ教は先からこういう事を言っていた。それではメシヤ教を研究してみよう、という事にならない事もありません。それからがこっちの出場の舞台になります。みんな鼻をオヤカしておいて――。今に引っ張りダコにされるでしょう。それまで我慢して楽しみにしている事です。あまり長くなるから、その話はその位にして。
美術品の集まる理由
これはちょっと面白い論文です。
御論文「美術品の集まる理由」【註 栄光一七七号】
二年前に初版でない再版物の広重の五十三次を持ってきた道具屋がありますが、それは普通の道具屋です。それが二、三年後に本当の初版物が再版物よりずっと安価ですからびっくりしました。




