視力低下….霊的
《お伺い》H.S(46歳 潜水業)。一昨年七月より視力が段々なくなり、痛みますが目脂等は全然出ず、九月にK大に入院診察の結果梅毒の疑いがあり、脊髄液を三回取り検査の結果、梅毒ではなく網膜炎との事でオーレオマイシン注射十八回、服用二ビン、胃が痛む為途中で止め、六○六号三本、代用約六十本射ちましたが、入院中日増しに視力がなくなり、十一月末に退院致しました。退院後灸療法をしたり「生長の家」の信仰にも入りましたが何等の変化もなく、昨年四月妻と共に入信させて頂きました。その後教会にて御浄霊を頂き、妻より毎日御浄霊を頂いておりますが、変化御座いません。私はH家の婿養子で、現在子供が五人あり、二人病死しております。両親は千葉県に在住。私達は築港作業の為に兵庫県M郡H町に寄寓しております。先祖の位牌を別に作り、御屏風観音様を御奉斎させて頂いております。視力の程度は新聞紙、雑誌等は全然読めません。晴天の日は、太陽の光は強くて見悪く。曇った日、月夜は楽で御座います。入信させて頂きました当時より、視力は少し落ちた様に思われます。左延髄が少し高く、左頚筋に微熱が御座います。これは霊的で御座いましょうか。なお、御浄霊の箇所を御教え賜わりたく御願い申し上げます。
《御垂示》見えなければ網膜炎に決っている。ちょうど、疥癬ができて、これは皮膚病と言うのと同じだ。解らなかったら、薬をやらなければ良いんですがね。梅毒でないと言うのなら、射つのはおかしいですね――六○六号は黴毒の薬じゃないですかね。退院――これは結構だ。これは霊的ですね。こう言うのは蛇の霊が多いんですがね。蛇を殺した霊ですね。それか、あるいは盲で死んだ霊ですね。どっちかですね。ですからこれは、頭を良く浄霊して、そうして霊を救ってやるんですがね。無論御神書は読んで聞かした方が良いです。それから、頚筋に固まりがありますから、それをよく取る。治るんですがね。ただ、脊髄液を取るのが悪いんですよ。あれを取ったのは、非常に長くかかりますね。オーレオマイシン――これも障ってますね。六○六号これもいけないね。代用と言うのは、六○六号の代用ですかね。これもいけないですね。六○六号の為に盲になるのがありますよ。六○六号の中毒は、盲と精神病ですね。処が、それで旨く口実がつくんですよ。六○六号を射つのは黴毒の為だと言うんですが、目が悪くなったり、精神病になるのは、梅毒だと言う事になるんですね。旨く口実はつくんです。今言った様にして気長にやると、少しずつ良くなります。
霊的(蛇)
《お伺い》 S.S(昭和23年3月入信。41才)六月頃より咳が激しく、九月頃より胸部重く心臓が高ぶり、二十四年三月教会にお詣りさせて頂き、一週間程右半身が不自由になり、また一週間後には左半身が不自由となり、同時に右は治り、左も一週間程で治り、以後体がだるく心臓が高ぶります。十月には激しい咳と鼻汁が三ヵ月余り出ました。二十五年三月頃三合位喀血し、少し楽になり、仕事もできる様になりましたが、八月頃より急に重くなり、教会にて御浄霊頂き、十日程で良くなり、仕事もできる様になりました。二十六年四月喀血しやや楽になりましたが、五月頃より声が出なくなり、五月末京都で明主様に御面会頂きましてより、全く出なくなりました。六月半頃より、御浄霊頂き、田植もできる様になりました。九月十日頃より再び胸が悪く心臓が高ぶり、全身が浮腫み、足が重く、下腹が膨ります。十二年前に母親が鳥小屋で蛇を殺してより急病になり、伏している事ができず。舌をベロベロ出し、水を欲しがり、目が座り、付け根付近が痛み苦しみ、一カ月程にて死亡。父親も二十五年三月頃より、体がだるくフラフラしており、現在は寝たままで御座います。父親、母親、私の御浄化は、霊的関係が御座いましょうか。また御浄霊の箇所御教示の程御願い申し上げます。なお御神体、御屏風観音様は二十四年三月御奉斎させて頂いております。
《御垂示》これは蛇が憑ったんですね。これは、霊的と薬毒と両方ですね。喀血だとか、鼻汁が出たと言うのは、蛇が未だ入っているな。しかし、治るには治りますよ。もう一息だね。ですから、少し良くなったら、できる丈人助けをするんですね。浄霊して人の病気を治すと――そうするとずっと早く治りますよ。それによって、蛇も救われていきますからね。そう気にする必要はないです。
神様から頂いた命
《お伺い》 I.Y(59才)昭和十五年夏頃大変に疲労を覚え、医診の結果糖尿病との事で、毎日インシュリン、葡萄糖の注射をし、内服薬も用い、食事は糖分は控目に、魚肉類を多く摂る様にしておりました。昭和十六年バセドウ氏病を併発し、疲労感が一層加わり、十九年九月頃一時小康を得ましたが、十二月に面疔及び鼻梁軟骨炎を併発し、約三カ月床に就き、インシユリンの代用薬ミニグリン、インペリン等の注射をうち、手術は致しませんでしたが鼻、眼の縁から排膿し、漸次快復に向いました。二十三年秋頃から眼が充血し、視力減退し、医診の結果腎臓病併発の為眼底出血し失明の直前で、同時に糖尿病も悪化し、放置すれば生命が危険との事で入院し、毎食前にインシュリン、ビタミンC、ニッサリジン等注射及び服薬し、一週二回眼球の注射等を三カ月続けました。他に漢方薬、ニハトコ、木ササギ、トウモロコシ等も一カ月程服薬致しましたが、思わしくありませんでした。二十五年五月本教の福音を承り、御浄霊を頂き、七月に退院し、一切の医薬を廃し御浄霊にお縋りする様になりましてより、身動きもできなかったお腹の膨れも、段々と引き、楽になり、ほとんど盲目に近かった視力も稍々回復し、少しずつ読み書もできる迄になりましたので、二十五年秋から二十六年秋迄公務の為に身心を使い、それ迄頂いておりました会長先生及び支部長先生の御浄霊も怠り勝ちとなり、またまた悪化し御浄化が激しくなって参りました。その間指導者の方々より、先生方の御浄霊はでき得る限り多く頂き、また御高恩にお報い奉るべく人々をお救いする様にとお話頂きながら、忙しさや我事に追われ、御報恩も意に任せず、御浄霊もたまに頂く程度にて、寔に申し訳なく心より御詫び申し上げております。今日では頭から足の指先迄腫れ上り、腹部は太鼓の様で、副睾丸は握り拳三つ程の大きさに腫れ、横臥する事もできません。昨年末より咳をしきりに致し、濃い痰が出る様になり、体を動かしますと咳が出て、腹部に力が入り、膨満と咳の圧迫の為にか、副睾丸が痛み、呼吸が困難になります。一月七日代人にて御参拝させて頂きましたが、代人出立の日御守護頂き下痢を致し、同時に副睾丸は段々小さくなり、咳激しく、痰も多量に出させて頂き、大分楽にさせて頂きました。なお、下痢は未だ激しく続いておりますが、三日前より異常な眠気を催しております。現在最も苦しいのは、腹部膨満の為胸部圧迫され、胸元が息苦しい状態で御座います。尿量は非常に少なくなっております。御浄霊は一日四、五回頂いております。なお、今回も代人にて御参拝させて頂いております。光明如来様、御屏風観音様は御奉斎させて頂き、ひたすらお縋りさせて頂いておりますが、御浄霊の急所御教示の程御願い申し上げます。
《御垂示》これは、急所は――命を救われた事を忘れた事が急所です。大体この人は命がなかったんです。これは非常な薬毒ですよ。医学の犠牲者ですね。気の毒なものですね。そうして、折角務めができる迄に治ったら、直ぐに神様の為に働かなければならない。命は神様に頂いたんですからね。だから、私有物じゃない。助かってからの命は神有物なんです。処が自分勝手にしたから御守護が離れたんです。だから、こう言う事になるのは当たり前です。だから、そこを自覚しなければならない。神様から頂くと言う事は、神様の御用をしろと言って頂くんですから、そう言うのは神様以外の事はできないんです。こう言うのは沢山あるんです。処が、それを私有物にして、折角頂いた命を勝手に使って――一旦神様から頂いた命を、会社か何かに使っては、人が助かりません。そうでなく――神様は、命をやるから御神業に使えと言って下さったんです。それを忘れた。この点は指導者も責任があります。それは言ったでしょう。しかし、言い方が足りなかった。断固として言えば――他の事をしては命はない。神様以外の事はいけないと、断固として言うんです。それで言う事を聞かなければ、突つ離す。だから、浄霊も良いですが、腹の中から――間違っていた。今度治ったら人助けをさせて頂く。だから、もう一ぺん命を頂きたいとお願いするんですね。それで、神様が聞届けられたら、助かりますが、神様がもう駄目だ――中々神様は、そう言う処は厳しいですからね。もう駄目だ。お前は霊界に行って働けと言われたら、もう仕方がないですがね。