十二月八日
皮膚病
《お伺い》T.H（23才）六才の八月頃に皮膚病（白アザ）で医診を受けました処、この病気には薬はないと言われ、太陽灯及び紫外線を四、五カ月程致し、アザに薬名不明の注射を二カ月致しましたが治らず、その後病気は拡がり、右睫毛が全部白くなり、頭部右側四分程白アザで、毛は根本より一寸五分位白く、それより先は黒くなっております。現在患部に熱があり、フケが沢山出ます。午後になりますと、顔に熱が出て参ります。また肩、腰に熱がある様で御座います。御浄霊は入信（昭和二十六年四月）の時より信徒の方に頂いております。なお、家族の内本人のみ入信。御神体、御屏風観音様は御奉斎致しておりません。
《御垂示》皮膚病と言うのは、霊的以外は薬毒ですがね。この白アザも薬毒ですよ。霊的のアザですね――あれは生まれつきです。それはちょっと治りません。これは、親が飲んだ薬毒ですから、治るんですが――太陽灯、紫外線――これをやってから固めてあるから、治り悪くなるんですよ。それから、薬名不明の――これがやっぱり禍しますね。腕なら大した事はないが、患部とすると、やっぱり大変悪影響します。睫毛が白くなるのは、無論薬毒ですよ。これは気長にやれば治りますね。それで、光明如来様をお祀りして、その部屋に寝る様にして、良くお願いするとずっと良く治りますね。この年頃だから、早く治さなければ、売れ口の方に関係する。まあ、そう言う風にされた方が良いですね。
婦人病（子宮筋腫並びに結核性腹膜炎）
《お伺い》S.N（46才）十年前子宮外妊娠にて開腹手術を行いました。本年九月腹膜炎の症状となり、医診を受けましたところ、子宮筋腫並びに結核性腹膜炎で手術不可能と言われ、ペニシリン、ストレプトマイシン四十本を打って見るより方法なしとの事で、不安になり、御浄霊でとお縋り致し今日に至っております。なお、五年程前に一度お守り様をお受け致しましたが、一時的で信仰より遠ざかっておりましたが、九月に改めて入信致し御浄霊をさせて頂いております。腹膜は、御守護頂き一カ月程で治りました。その後一カ月、十一月中旬より腹部が次第に腫れて参り、下旬には乳下から下腹部迄、指で押してもへこまぬ程に固く大きく腫れましたが、その頃からやや排除が始まり、下痢と下り物が続き、腹部も柔らかくなりました。現在はガスを非常に出しており、下痢と下り物は前程でない様で御座います。食欲はありますが、胸部の圧迫感の為一日三杯足らずです。苦痛は、胸と腹部の圧迫感、横腹の吊れる様な痛み、浮腫みの為の足のだるさ等で御座います。右につき御浄霊の要点を御教示御願い申し上げます。
《御垂示》これは腎臓ですよ。腎臓萎縮ですね。だから、腎臓部に固まりがあるから、そこを精密に浄霊して、次はお腹ですね。そうすれば治る訳ですがね。それ丈のものですね。力をできるだけ抜いてやれば、腎臓も良く溶けますからね。
象皮病
《お伺い》娘S（29才）幼少より象皮病（主に手足）にて悩んでおります。入信前は漢方薬「どくだみ」を二年位服用致し、また電気療法も一年致しましたが効果なく、三年以前より一週間に三回程御浄霊を頂いており、御蔭様で両手は大変柔かくなりましたが、最近両脚の方に御浄化頂き、皮膚が以前より黒く固くなり、ヒビ割れし、重く疲れる様になりました。クリームを脚全体にすり込むと幾分楽になります。ヒビ割れの場所に絆創膏を貼つておりますが、今後御霊紙を貼らして頂きたいと思いますが、如何なもので御座いましょうか。また御浄霊の箇所を御教示御願い申し上げます。
《御垂示》効果なく――こう言う事をして、治らない様にしているんですから、恐いですよ。クリーム――これはいけないですね。こうすると治らないですよ。今後御霊紙を――結構ですよ。如何なもので――まあ、治りたいと思ったら御霊紙を貼りなさい。クリーム、絆創膏――治らないばかりか、余計悪くなります。薬毒が滲み込んでね。クリームと言うが、薬毒が入ってます。クリーム中毒と言うのは恐ろしいものです。皮膚が青くなります。それでまた、クリームをやらなければならないと言って、やりますがね。薬毒です。
《お伺い》親の薬毒で御座いましょうか。
《御垂示》親の薬毒も本人の薬毒もあります。だから、やっぱり薬によるのではなく、その人によるんですね。割れるなんてのは、蛇か蝮蛇の毒かも知れませんね。あれは、よくそうなります。普通の薬ではないですね。蝮蛇か蛇ですね。まあ、気長にやれば段々少しずつ良くなります。