*落款/霊の浄霊/地は第三天国/永遠の真理/皇太子殿下の誕生(御垂示録6号 昭和26年5月1日④)

落款...

《お伺い》「散花結実」のお額の御落款には、明位となっておりますが、何か意味が御座いましょうか。

《御垂示》別に、どう言うと言う事はない。ああ言うのもあるんです。

霊の御浄霊

《お伺い》霊の御浄霊に就きまして、御伺い申し上げます。

《御垂示》狐の場合は天津祝詞。善言賛詞は柔らかいから、祖霊の場合です。動物霊と、はっきり判らないが――感じで、龍神とか狐と思ったら天津祝詞ですね。御神前の場合はお願いしてやる。霊の手榴弾しゅりゅうだんを投げつける様なものです。

《お伺い》全部の人に向かってて、奏げる場合がありますが。

《御垂示》それは嘘ですね。自分が神様になっている。

地は第三天国

《お伺い》お屏風の千手観音様は、岩の上にお出でになりますが、霊界のほうになっているのはどういう意味で御座いましょうか。

《御垂示》意味があります。地の霊界です。ところが、地獄は地より下ですからね。地と言うのは、第三天国になる。

私の説くのは、永遠の真理。日本は経の中心で、アメリカは緯の中心

《お伺い》お釈迦さんが説いた法華経は、日本の仏教の根本になっておりますが。

《御垂示》日本の仏教なんてないですよ。仏教はインドです。お釈迦さんが七十二才で見真実に入ってから説いたのが、法華経二十八品で――これは正しい――お釈迦さんとしてね。真理と言っても、二千年の間の真理なんです。永遠不滅の真理ではない。そこで、如来と言った。如来と言うのは、来たるごとしと書くので、来たのではない。もし、お釈迦さんの時、真理だったら、もっと良い世の中ができていなければならない。夜の間は仕方がない、諦めろと言った。諦めと予言と――一言にして言えばそうです。私の説くのは、永遠の真理です。

 お釈迦さんは経ですね。キリストは緯を説くのです。私は、経にあらず緯にあらず――十字ですね。結びですね。結びと言うのは、これでお終いだと言う事です。釈迦やキリストのは結びじゃないんです。また日本は経の中心で、アメリカは緯の中心ですね。

昭和八年十二月二十三日に初めて誕生祝いをしたが、その朝皇太子殿下が生まれた。

《お伺い》皇太子殿下の誕生日は十二月二十三日で、明主様と同じになりますが、霊的に意味が御座いましょうか。

《御垂示》昭和八年十二月二十三日に初めて誕生祝いをしたが、その朝皇太子殿下が生まれた。

 私は意味があると思って、それから歌の本に明麿と書いた。非常に関係があると言う事は言えるが、将来どうなると言う事はちょっと言えない。いずれ、天皇に対して非常に、私が助けると言う時期が来るでしょうね。その時に皇太子殿下が近付ける訳です。その時は天皇と言う地位は、もう駄目だろうがね。それで――良くして差し上げるんです。

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