こんにちは、
最近、NHKスペシャルで”2030 未来への分岐点(5)「AI戦争の果てなき恐怖」”が放送されました。録画して見ました。最近掲載した御論文は原子爆弾について書かれていますが、現代は正に”AI戦争”に当てはまることを痛感しました。
しかも、その恐怖は2030年が分岐点というではないですか!
もう、10年もないのです。ガーン!
放送の概要を5分の動画にまとめてくれています。また、丁寧に内容の大筋も載せて下さっています。見ていない方は是非ご覧ください。
以前2回ぐらNHKスペシャルを取り上げましたが、HPで番組の内容をお伝えするのに苦労したのですが、今回は動画などご自由にお使い下さいと言うことなのでありがたい!なんと2021年4月からそのように変わったとのこと。時代における重要性を鑑みての事のようです。感謝です!!
最近、昭和25年の御法難後の御論文を掲載しましたが、その頃メシヤ様は大変お疲れでいらしたようにお聞きしていたのですが、大変力強い御論文を次々に発表していらっしゃいますよね。昭和10年開教の頃と全くぶれない、一貫した御論文だと思いました。光の玉がお宿りになり、神人合一となられ、尚一層、確固たる物を感じます。
本教の名は、救世(メシヤ)教となってゐるが、勿論最後の世の救の為に現はれたのであるから名実共に間違ってはゐないが、一名創造教と言ってもいい
<中略>
実は原爆を問題視するには当らない訳だ。問題は戦争そのものにあるので何といっても戦争絶滅より以上、重大問題は絶対あり得ないのである。とは言ふものの幾千年前から戦争の脅威から免れようとして、全人類は如何に最大限の努力を払って来たかで之は何人も知り過ぎる程知る処である、にも拘はらず、戦争の脅威は依然たるばかりか、寧ろ回を重ぬる毎に反って増大しつつある事実である。勿論人口増加の為もあらうが、兵器の進歩はそれ以上の脅威を加えてゐる、遂に其極限的に現はれたのが原爆であってみれば、此発見こそ最早人類から戦争に終止符を打つべき運命が近づいた事の示唆でなくて何であろう。キリストの曰はれた、最後の世とは此事であると私は信ずるのである。
斯う考えてくると、既成文化なるものは成功ともいえるが、其成功を抹殺する程の大失敗も認めない訳には行くまい、之によって之をみれば、以上述べた如き既成文化失敗に目醒めて然る後劃期的新文化の創造に乗り出すべきが本当であらう、いはば文化の再出発である、然らば右の新文化の創造とは何か、之が現人類の一大課題である。
それに応えるべく、顕現されたのが本教である事を信ずるのである、されば此重任を引提げ、茲に我が救世教は地上天国建設の大偉業を神命のまま遂行せんとするのである、先づ其基本的条件として、人類から病ひを除去する事を宣言し、実行し現に素晴しい成果を挙げつつあるにみて、多くをいふ必要はあるまい、言ふ迄もなく、戦争の真の原因は病気である、病気といっても肉体の病気のみではない、精神の病気である。それは狂ってゐない精神病者である、人類からこの狂はない精神病者を健全に導く事こそ根本的解決策であらう。之以外戦争絶滅などは痴人の戯言(たわごと)にすぎない事を信ずるのである。
文化の創造 栄光69号より
「人類からこの狂はない精神病者を健全に導く事こそ根本的解決策であらう。之以外戦争絶滅などは痴人の戯言(たわごと)にすぎない事を信ずるのである。」とありますが、2030年までに果たして人類はそれを成し遂げることができるでしょうか・・・?
「人類からこの狂はない精神病者を健全に導く」ということは医学革命が進んで、初めてできることではないかと思うのですが、しかし、今現在、私たちは医学革命の緒に着いたとも言えない状態ではないでしょうか?
「救世(メシヤ)教となってゐるが、勿論最後の世の救の為に現はれたのである」とあり、「人類から病ひを除去する事を宣言し、実行し現に素晴しい成果を挙げつつあるにみて、多くをいふ必要はあるまい」とありますが、メシヤ様御座生中は、確かに次々に奇跡の嵐が吹きあれ、信者はどんどん健康になり、病貧争が解決し、多くの信者が幸せに導かれていたのですが、今現実はどうでしょうか?救世教から派生した団体は何処も、病解決を何故か医療に求めるようになってきており、世界救世教から出られた岡田茂吉教祖の孫の4代教主様、そのお子様である5代様になるはずであったであろう真明さんご本人の長い長いお話を2回ぐらい読ませもらった限りでは、120歳まで生きると言われた岡田茂吉教祖が73歳で亡くなられたということは、御浄霊で病気は治らないと言っているようにお取りになられたようですが、違っていますでしょうか?
教主様のことはともかくとして、岡田茂吉教祖を教祖と仰ぐ数多くの団体を見る限りでは、私の知っている範囲では病気を浄霊で治し切っている団体はあまりないように思います。しかし、団体としてはそういう動きでも、信者さん一人一人の中には、御教えを信じ実践し、病貧争を克服している方や、御教えに基づき克服していこうと日々、励んでいらっしゃる方も結構いらっしゃるのではと思うのです。生まれてからずっと団体の中で動いてきた私たち人類ですが、ミロクの世は一人一人が直に神様と繋がらせていただき地上天国を建設していく世だと思います。自ら一人一人が神に求め、使命を頂き、地上天国建設にお使いいただく時が来ていると私は思わされます。
八尾屋