《お伺い》御守護お願い致しましたF.Tですが、疑似胃癌ではないかと感じておりましたが、非常に殺菌剤を用い、淋毒性のを若い頃使って、一年位軍隊で入院しアルバジルを。
《御垂示》アルバジルは悪いんだがね。アルバジル中毒で死にますからね。
《お伺い》肝臓の所にあります。
《御垂示》薬毒だね。
《お伺い》胃の所にもあり、浄霊を始めますと、非常に痛がります。しばらくしてから、下がって楽になります。排泄は大、小便共相当にあります。微熱が続き食欲不振で衰弱しております。これはやはりこの固まりを浄霊するので御座いましょうか。
《御垂示》そうです。うんと力を入れないでやる事ですね。薬毒だからね。ただ、問題は衰弱だね。溶ける間に、衰弱回復の方が勝てば良いがね。特に背中だね。後だね。
《お伺い》固まりのある裏の背中を浄霊するので御座いましょうか。
《御垂示》そうです。この固まりが、元はやっぱり背中にあるんだからね。それが溶けて来て、ここ（肝臓）に来るんです。
《お伺い》戦争中にクレオソートを使いましたそうです。
《御垂示》材木の腐るのを止めるものですね。電信柱に塗ります。馬鹿なんですよ。あんなものを飲むとはね。
《お伺い》寝ますと、奈落の底に落ちていく様な感じがし、その時頭の上を親指で押えつけ、ウトウトしたら手を放せと言いますが、頭と背中の関係が。
《御垂示》今迄、やっぱり頭に薬毒が固まっているんです。人間は考えるでしょう、心配したりして――使うと、背中のが寄っていくんです。平均浄化を起す。こっちが（頭）溶けるから、こっち（背中）が溶けるんです。頭は固まり易いからね。そう言うのは、特に後頭部です。
《お伺い》そうなりますと、急所が難しい様で、何処もかもある様で御座います。
《御垂示》何処もかもあるが、その中で一番の急所です。と言うのは薬毒ですよ。飲み薬をのんで仰向くでしょう。それで、胃に固まるのではなく、背中です。胃に固まる事はないですよ。ただ、胃の底に固まる事がありますがね。何処に固まるかと言うと、胃から滲み込みますからね。寝ているから背中の方に押していって固まる。背中の方は、胃の様ではないから、固まりっぱなしになる。ある程度固まると、浄化が起って、胃に戻っていくから、戻ったのは大変な毒になる。それが、ここ（胃）に固まるんだ。固まると、不思議なもので、出ないですよ。背中から来ると、そっくり固まっちゃう。早いです。その固まりが、人によって、下の方に固まったり、臍の方に固まったりする。癌なんて言うのは、皆んなそうです。
《お伺い》突き上げる様になりますが。
《御垂示》これが浄化ですね。溶けるんです。こう固まったのが溶けると、増えるんです。下にいかないで嘔吐する様になるんだね。胃から腸に行く――幽門――そうですね。それが下にいかないんです。毒素のどろどろしたものが、幽門に支えるから、幾分か下にいくが、大体は突き上げる。幽門狭窄だね。幽門の回りに毒素があって、幽門の回りで、幽門を圧迫するから、そこから出ようとしても出られないから、突上げる。だから、幽門狭窄は嘔吐が起ります。慢性嘔吐と言うのは、幽門狭窄ですよ。
《お伺い》腹が膨り、腹膜みたいになっております。
《御垂示》幽門から出ないからね。他に行っちゃうからね。皆んな、薬と言うものは、それ程悪いとは思っていないからね。普通の薬なんか、全然気に止まってないですね。人によっては、薬を服んだ事はないと言うんですよ。と言うのは、西洋の薬だと思っている。持薬で服む漢方薬は問題にしてない。「センブリ」だとか「げんのしょうこ」ですね。煎薬はと言うと、それは飲みましたと言う。それから、火傷、怪我した時の消毒も、何でもないと思っている。この消毒薬が皮膚から浸透して、大変な病原になるんだからね。井上さんなんか、始終後頭部が痛んだり一年に一ぺん位足にね。背中に瘍疔ができて、手術したそれですからね。飲み薬じゃない。消毒薬ですからね。背中を始終痛がっているが、頭に来て、それが足に垂れていってなっているんです。