世間一般、黴菌は有害とされているが、もし黴菌は有益だといったら狂人としか思うまい、処がだ、人間体内の毒血を浄血にする役目が黴菌なのだ、だから伝染病とは浄血作用で黴菌が体内に入るや、血液中の毒素を食うそれが黴菌の食物なのだ、故に食物の多い程繁殖し、食物がなければ餓死する、故に保菌者というのは黴菌の食物の量が生活するだけはあるが、繁殖するだけはないという訳だ、この理によって伝染病を根絶するには黴菌から食物を取り上げてしまえばいい。
そんなうまい方法が世の中にあるかというだろうが、その方法が立派にある、即ち本教浄霊法である、これによれば黴菌の食物は消滅し浄血者となる、この結果として黴菌は餓死するから根絶する、そればかりか、黴菌という掃除夫を運搬する役目の蠅も失業者となるから、この世から跡を絶つのはもちろんである。
(白光生)