御教え集2号 昭和二十六年九月五日 *戦争

いよいよ講和になってお目出たいと言う訳だけれども、中々どうも、普通の時の講和と違いますからね。講和後はどうなるか分からない。何しろ中共軍――共産軍の方は、今、北朝鮮の方に八十五万集結してますね。人間はいくらでもあるのでそう言う事が出来るんです。それで八十五万集結してる。何う言う目的でやるかと言う事です。しかし今迄の様に三十八度線を突破しても、今の米国の機械力にはやっぱり敵(かな)わないで死人の山をつくる、と言う事は分かっているんですね。そこで彼の方の計画は何処にあるかと言う事を考えてみると、もしか私がスターリンとすれば――毛沢東とすれば、そうしておいて日本の北端ですね。これは樺太や千島に大分前から準備をしてますからね。北海道に進撃すると、今度は驚いて、米国の方で、うんとそっちの方に力を分けなければならない。そうするとどうしても、朝鮮の方は手薄になりますから、そこで八十五万が怒涛のごとく押して来ない共限らないですね。けれども、ソ連の方でそうするには、何か理屈をつけなければならない。その理屈を今度の講和問題の結末か、あるいは講和問題の折衝に対し、どうせソ連は米国と反対の様な色んな厄介な事を言い出すでしょうが、それが通らない場合に、日本をやっつける作戦に出るかも知れない。今すぐやらないでも、時の問題ですね。そうすると講和になってから喜んでいられるか、喫驚りするかちょっと分からないですね。そう出るか、あるいは東南アジアの方にも大分準備してますからね。そこに出るか、あるいはイラン、イラクあたりですね。イランですね。石油問題をきっかけにイランと提携すると、米英の方ではだまってないだろうから、そこで悶着が起る。一遍に火をつけるかどうか、そいつは分からないが、何しろ之からは、どうなったって本当の平和は来っこない。だから停戦問題の時言った様に、戦争を引き延ばす手段だと言ったが、やっぱりそうだったんですね。一時停戦して大いに準備しようと言う――最もあの勢いでやられては堪らないです。自分の方を立て直す為に、一時やったんですね。やっぱりマッカーサー元帥の作戦が光っているんですね。マッカーサーの作戦は、一挙に満州を爆撃して、中共を根こそぎやっつけると言うのが、反対されて覆(くつが)えされたが、その作戦は私の考えと同じです。今でも、その作戦は光っていますね。今のやり方はちょうど蛇の生殺しですね。一時的で、今度殺す時には非常に骨が折れると言う事になる。そこで、今アメリカの方でもマッカーサーの作戦をいくらか用い始めた。やはり満州爆撃もやるでしょうし、大分――原子爆弾も持って来て準備した様ですが、それが共産軍の方では恐いんです。それで、作戦を大いに変えなければならないんですね。変えると言うと、日本ですからね。だから、中々油断はできない。それで、結局何だかんだと言って第三次戦争になるんです。ただ、それ迄色々波瀾がありますね。アメリカの方では、極力延ばしておいて、できるだけ準備をすると言う方針に出てますが、これは結構ですが、その代わりソ連の方でも準備してますからね。戦争は延びるだけ大きくなると言う事を先に言ったが、やはり神様の方は、それでなければならない訳ですね。今度は、本当の世界の大浄化ですから、生半可(なまはんか)では本当の世界のお浄めはできない。だから、うんとお浄めすると言う事は、うんと破壊すると言う事ですね。大規模な破壊ですね。それが本当のお浄めですからね。打ち払い焼き払うと言うんですね。だから、恐ろしくもあり、有難くもあると言う訳ですね。そこで、戦争はそう言う具合ですが、その他に――やはり段々浄化が強くなりますからね。病人が非常に増える訳ですね。赤痢なんか非常に多いですね。やはり浄化がそれだけ強くなった訳ですね。信者さんなんかでも病気の浄化が強い様ですが、一般の方になったら大変です。何しろ今の人間の体をみると、実に毒が多いですからね。これは皆さんも良く知っているでしょうがね。これが、いっぺんに浄化が起ったら、どうするかと言う状態ですね。それから、社会でも悪い人間が多過ぎますからね。信者になった人は良いけれども、そうでない人は油断のならない人間ばかりと言って良い位ですね。

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