昼夜の大転換を証明する 仏界諸聖霊の告白(三)(地上天国43号 昭和27年12月25日)

五三いずのめ中教会長 多賀秀三

仏霊誌第二回目は、九月十日を以て大体終ったように思われましたので、御報告申し上げるべく十一日に準備致しました所、夕拝の節御写真より御下りになり

「まだ有るから全部済んでから報告せよ」

との事でしたので、後の方を待ちましたが、その内家内が浄化頂き胃、腸部、腰等が痛みますので、その隙に乗じて黒龍が憑って苦しめに来たり、また子供にも猫が憑って来ては呼吸を止めようとしたり、中々執拗に邪魔して来て、明主様に御願いすれば離れますがまたすぐやって来るので実に厄介です。特に黒龍、赤龍がそうで、また生霊いきりょうもあるので始末が悪く、色々苦しめられましたため、仏霊も出られず、そのままになっておりましたところ、電報にて、御呼出を受けましたので、十一日までの分をおくれましたが、十九日に御報告させて頂きました。二十一日帰宅致しましたら、早速また出られましたので、第三回目の御報告をさせて頂きます。

九月二十一日 華厳宗かごんしゅう審祥しんじょう氏出られました。
「今回の仏滅に際し、明主様に今日御挨拶の御許しが出ました事を、心底より喜びいる者で御座います。さて今回の仏滅に際しまして、私達仏界の者にとりましては、想像も及ばぬ程のてんやわんやの日々を過しおります。これは私の宗教だけでなく、総ての仏界に共通する事と存じます。まだ色々御話が申し上げたいので御座いますが、各宗派の方々御挨拶済なので同じ事が重なりましても、主神の貴き御時間を御きするのが心苦しく存じますので、私はここに簡単に今後来るべき世界に、御採用頂けますでしょうか、否ぜひともぜひとも御採用の程、御願い申し上げ奉ります。そして今まで仏界に傾むけおりました精魂に、より一層強き魂を打込んで御神業に励まさせて頂きとう存じおりますれば、はなはだ要点のみ御願い申し上げまして、申し訳御座いませんが、よろしく御斟酌しんしゃくの上御取計とりはからいの程、切に切に御願い申し上げ奉ります。右簡単の余り御耳障りの言葉が出ましたかも存じませんが、何卒御許しの上、よろしく御配慮の程御願い申し上げ奉ります。以上をもちまして御挨拶に代えさせて頂きます。」

本門宗 日興ひきょう恐る恐る出る
口が切れませんので、聞いて見ましたら
「狐になっているので、明主様に口を切る事の御許しを御願いしてやってくれ」
と家内の正守護神が云いますので、御写真に御許し頂けますよう御願い致しましたらそれから口がきけて、左の通り云いました。
「今度この体に憑らして頂きました事は、日月地みろく大御神様の御情で御座います。この体に憑るには御許しいただいて来ませぬと、追帰されてしまいます。明主様の御情を持ちまして、今日この体に憑って、上の僧侶様達と共に肩を並べて御報告の出来ます事は、誠に誠に嬉しう御座りますに私達低き者はこの体に憑る事が出来ません。日蓮も第一回の御報告の時この体に憑られましたが、この体の正守護神の厳しい調べにより、日月地大御神様の御許しを受付て来なかったため、追い帰えされて、やむなく他に頼って行かれました。それを思いますと、余りのもったいなさにただ胸が迫りまして、まとまった言葉が出ませぬ。この涙はもったいなくて嬉し泣きで御座います。この方は日々進歩なされるため、神々がそれぞれ守られるので、主神の御許しを頂けない者はすごすご帰らねばなりませぬ。ここに来られない御方はどっさりおられます。その中から私のような者が御慈悲頂けました事は、去る十九日の夜箱根に置きまして、この体が明主様に直接御面会頂かれた時に、つぶさに最近の憑霊状態を御報告申し上げました際
『低き霊でも御用であれば憑らせて頂けましょうか』
と申し上げられました時に、明主様が
『臨機応変にやりなさい』
との御言霊が発せられましたので、ようやくこの体に憑る御許しが頂けまして、誠に誠に有難う御座います。何度御礼申し上げてもたりませぬ。私はお恥かしい事で御座いますが先程
『仏界から来られましたか』
と問われましたが、なんとも答える事が出来ませなんだ。現在私は狐となっております。出来ますならば、もう一度御情に甘えさせて頂きまして、日蓮同様せめて昔の体に戻らして頂きとう御座います。御慈悲頂けまして体が元に戻らして頂けましたならば、一生懸命神の道に精進させて頂きたく存じますので共に御許し賜わりたく御願い申し上げ奉ります。私は日蓮をうらやむ者では御座いませんが、神の御用に働かして頂きたき気持御汲取の上、よろしく御配慮たまわりよろしく明主様に御報告御願い申し上げ奉ります」と、御報告の御取次を依頼されて帰りました。よろしく御慈悲の程御願い申し上げ奉ります。
  *日興は鎌倉時代の日蓮宗開祖・日蓮の直弟子(六老僧のひとり)

臨済宗 疎石氏出られましたが前にも一度出られ、目的を達せず帰られ、今日二度目でしたが、またまた中途で客が来たため一時待ってもらい、客を帰してから呼出して出てもらいました。

「やれやれ三度目にやっと御挨拶が出来まする。今回の仏界滅するに際しまして、主神に一言御挨拶かたがた御願いに上らして頂きました。私はお恥ずかしゅう御座いますが今回の転換が仏滅になろうとは夢にも存じませなんだが事実はどうする事も出来ず、おろおろあわてていても詮無い事と思いおりました時も時、この度明主様に御挨拶申し上げます栄を得ました事は、せめてもの幸と存じます。今となりまして、くどくど申し上げましても御耳障みみざわりの事と存じます故、何にも申し上げませんが、何卒よろしく御裁きの上、再び布教師としての御用授かりますなれば、幸と存じます。もし御許しが出ました暁には、どなたよりもおとらぬ誠心を持ちまして、邁進させて頂きます。右御願い申し上げますと共に、主神の御用の邪魔するやからの一日も早く滅する日を念じますと共に以上にて御挨拶に代えさせて頂きます」

 九月二十二日 曹洞宗祖 洞山良介とうざんりょうかい出られました。
「この度の仏滅に際しまして、せ参じ得ました事を喜びおります。まずまず明主様に御挨拶申し上げさせて頂きます。今回の仏滅は私共僧侶にとりましては、胸迫るものが御座いますので、言葉として現せぬ事を御許し下さい。でも私はそれを悔おる者では御座いません。むしろ明るき神の世界になる日の一日も早からん事を、心底より喜び念じおります。何故なれば、今までの世界はきたなき物多々御座いましたが、この度の神界になられる事によって、一切の見苦しき物は払われまして、実に実に快き総ての現界において極楽浄土世界が出現する事と存じます。ここで言葉が重なりまするが、その日の刻々と迫りおる事を御喜び申し上げ奉ります。
 以上を御挨拶に代えさせて頂きます。今度は歎願たんがんを申し上げたてまつりまする。それは愚僧の事で御座います。否それは私個人の事だけでは御座いません。今日まで仏の御教に仕えて総ての者の言葉として、これから申し上げさせて頂きます。今までここに来られた御方様は皆大体において、御自分の御願いにのみ御出になられましたようですが、多くの僧侶達の気持は皆同じで御座います。低き所におるがためここに伺えないので直接御挨拶出来ぬのを残念に思いおります。その総ての方の代表と申し上げましては口はばったいようですが、代表と云う形で御願いさせて頂きます。私共は皆正しい御教えを御伝えしておったつもりでおりましたが、この度の転換に際しましては、総て皆今までの世の時に忠実であった者程、反対の結果になるに至りました。が皆も私も今日悔いてはおりません。中には少し未だ悟り切れずにおる者もおりますよう、見受られますが、大部分は悟っております。むしろ次に来るべき神の世界の一員として、どのような御仕事にても、私共御裁きを受けし上神の大愛により御与え頂けまするよう、皆切に切に無理とは存じながら、御慕い申し上げます者で御座います。ただし神の御目で御覧遊ばして白紙にかえれぬ者は、その御恵にあずかれぬものと、それぞれ覚悟致しおります者なれば、もし幸にして御用授かり申す者総てが、誰よりもおとらぬ誠心を持ちまして勤勉努力申し上げ、少しでもこの偉大な御神業に御手伝いさせて頂けますよう、努力申し上げる事を御誓い申し上げます。
 右謹んで総意の御願い申し上げさせて頂きました。よろしく御配慮の程、御願申し上げ奉りまする。」

 右までにて仏霊誌は終りましたようです。良介氏に聞けば殿しんがりであるため、総意をまとめて、御願いに出られた由、まずまずこの度もつつがなく御用務めさせて頂きました事を、厚く御礼申し上げさせて頂きます。なお念のためこれで終りか大光明如来様に御出まし頂き、御伺い申し上げるべく御下りを御願い申し上げました所、箱根より御下りになり、(御分霊のように拝されましたがまたいずれ御垂示賜わりたいと存じます)

「終りであり、直ぐ次の御用が始る」

との御知らせを頂きました。今日までの御守護の御礼申し上げ今後の御守護御願い申し上げ御帰り願いました。

明主様、日々の御守護有難く御礼申し上げ奉ります。今後の御守護改めて御願い申し上げさせて頂き、以上をもってこの度の仏霊誌の御報告を終らせて戴きます。
(昭和二十七年九月二十二日午前十一時完)
審神筆記者 多賀秀三
憑霊者 多賀光子

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