御教え *日蓮上人/日本が生まれる/霊界の天国神仙郷(御教え集14号 昭和27年9月16日)

 それからこの間もちょっと話した火素が増える事ですが、面白いのは今年の温度ですが、今日もそうですが、東京よりも強羅では二度高いです。こっちが二十二度で東京が二十度かです。こんな事は今までにないのです。たいてい東京よりも三度ないし五度低いのです。今年は東京と同じか東京より高いのです。実に不思議です。それだけ火素が増えたのです。それを書いてみたのです。

御論文「昼の世界に転換の科学的証明」

 昼の世界になった一番初めは日蓮上人の時で、それ迄の仏教は月の教えだったのです。本地垂迹ほんじすいじゃくといって、本地とは日本の事です。これはいつか書いた通り、仏教はお釈迦さんが「仏滅の世が来る、それからミロクの世になる」と言って、つまり月の教えは夜の教えです。これは字でみると面白いが、「月」という字は下を取ると「日」になるのです。だから月の中に日が含まれているのです。これはなかなか深い意味があるのです。そういうわけで、仏教の中から日が生まれるわけです。要するに夜の世界が昼の世界になるわけです。その一番初めが日蓮上人です。日蓮上人は妙法蓮華経と唱え、且つ日蓮上人自身は「天照大御神様の生まれ変わりだ」と、こう言っていたのです。安房あわ清澄山せいちょうざんで妙法蓮華経を最初に唱え始めて、それからいよいよ宣伝したという事になってますが、その時にもう日本は黎明期に入ったわけです。黎明期に入ったと言ったところで、霊界のごく奥です。つまり上の方です。最奥の霊界に日が現われたわけです。それが明治になって一層、またその次の霊界に――霊界も一、二、三。神界、中有界、現界と。それがまた三つに分かれているのです。天国も第一、第二、第三となっている。ですから第一天国に日が現われたのが日蓮上人の時です。それから第二、第三と――第三あたりがちょうど明治というわけです。それで面白いのは、日本が世界から認められた――今迄は極東の隅に隠されていたが、とにかく世界的に現われたのが、アメリカのペルーが来てからですから、結局日本を生んだのがアメリカです。ところがアメリカは星の国ですが、「星」というのは「日を生む」と書きます。これも神秘なのです。すると星が日を生むという事ですが、つまり月が隠れると今度は星の世界になるわけです。だから月は英国です。英国が衰えてきて星の国米国が興ったのです。星の国が興った時が闇の夜ですから、星が光るのです。これは実に良く出ている。英国が衰えるのと逆に米国が光る。月が隠れるに従って星が光を増すという順序なのです。それが良く国で現われている。それで星が現われて、それから日が現われる――日本が生まれる。こういう事になる。日本がだんだん生まれていく順序は、今言ったとおり日蓮上人――六百数十年前――六百五十年祭を数十年前にやりましたが、それから明治になってまた明るくなって、それから私の本にある昭和六年六月十五日――今読みましたが、あんな具合に今度は中有界が明るくなった。それからいよいよ現界に日が出るわけです。それはこれからです。そうすると現界が大変化してくる。それがつまり最後の審判なのです。それでいよいよ仏滅であり、今度は新しい文化が生まれるという順序なのです。それについて最近多賀さんの妻君に対して、いろんな霊が憑っているのです。仏界の――弘法大師が先に憑ったのですが、弘法大師だとか、えん行者ぎょうじゃだとか、臨済宗の開祖で臨済義玄りんざいぎげんとか、法相宗の開祖は、この間も言った通り奈良仏教の開祖ですが、そんなような偉い人が憑ってきて「いよいよ仏界が滅した。自分は今迄間違っていたから、明主様に御詫びしてもらいたい。そうして今度メシヤ教の仕事に働かしてもらいたい」と言うのです。これは本当なのです。まだ色々出てくるのですが、それによっても仏滅が良く現われている。そんなわけで、非常に近寄ってきているのです。近寄ってくるからして、これからもう少し経つとあらゆる面が変化してきます。本当に変化するのは熱海の瑞雲郷が出来あがって、それから現界的になる。神仙郷はいつも言う通り霊界なのです。それで神仙郷が完成したという事は、霊界に地上天国が出来たわけです。今度熱海が完成すると現界に出来るのですから、今度はきたない物が崩壊して、本当のミロクの世の建設が現界的に始まるわけです。で、熱海が完成するのは、だいたい再来年でしょう。すると、再来年を過ぎると、今度は素晴しい変化を起します。それは非常に近寄っているのです。これは色々神秘な事がありますが、追々おいおい話していきます。それで世界の中心というものは、先にも言う通り、この神山かみやまなのです。これは日本の西と東の真ん中になる。それから日本は世界の型になっているのです。世界の型という事は、天国の型になっている。ですから日本は世界の天国としての小さいものです。日本は世界の公園という事を私は言いましたが、世界の公園が日本なのです。それで日本の公園が箱根なのです。すると東西文明の中心なのです。箱根は東西の中心になり、更にその箱根の中心が神山なのです。で、神山の向こうが静岡県でこっちが神奈川県なのです。神山の山の上に、何か建てるわけにはいきませんから、その下の強羅が神山の型になるわけです。それで私は「神山荘しんざんそう」と名前をつけたのです。「日光殿」も最初は「早雲寮」とつけたのですが、神山と早雲山の型になる。そうするとあの美術館は世界の真ん中の型になるわけです。この神仙郷というのは中心になるから、ここが完成すれば霊界の天国が出来たのです。これが霊界で、これがだんだん拡がっていく――体的に拡がっていくと、間違っているものや汚いものは自然に無くなっていく。だから破壊と建設が同時に出来ていくという事は、そういう事です。しかしこっちで破壊していくのではない。間違っているものは自然にそうなるのです。そうすると大変な現界的な変化になっていくわけです。それをボツボツ書いてます。

これは「神を見せる宗教」といって、信者は良く知っている事ですが、未信者に見せたり話をする場合に、こういった説き方や順序で話をすると良く分かるから、その意味で書いたのです。

御論文「神を見せる宗教」【註  栄光一七六号】

これはちょっと面白い論文です。

御論文「調和の理論」【註  栄光一七六号】

これは美術館の美術品について、その訳をちょっと書いたのです。

御論文「美術品の集る理由」【註  栄光一七七号】

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