火星と月
それからこの間火星が近づいて、あそこに生物が居るとか居ないとか新聞に出てましたが、それに就いて色々書いてみた。それから月の旅行ですね。
神の一大経綸の担当者
昨日だかの新聞に盲が――女の人で見えなくなったのを手術するや直きに見えた。という事をデカデカと出てましたが、あれは目の側に肉腫が出来ていて――肉腫を二つばかり手術でとったところ見えて来たというんです。あれは肉腫じゃないんです。何故というと、熱が出て痛みがあったというんです。熱が出て痛みがあるなら肉腫じゃないんです。膿の固まりですからね。浄霊をやれば直ぐ見える様になるんですがね。大変な巧妙な、医学を信じさせる様な旨いやり方ですがね。そういう様な事は始終あります。我々からみると、屁の様な事を、大変な偉い様にデカデカとね。それは医学を偉く見せる様な邪神の働きなんです。それを今一寸書いてみたんですがね。
(御教え集10号 昭和27年5月16日)
それから時々医学で――二、三日前も新聞だかなんだかで、盲の貧乏人の女の人で、肉腫が二つとか出来て、それに妨げられて見えなくなったというのを手術したら、忽ち見える様になったとデカデカと出てましたが、これは何でもないので、これは肉腫じゃないんです。膿の固まりなんです。何故肉腫ではないかというと、非常に痛んで熱が出たというんです。痛んで熱が出るのは肉腫と違うんです。膿なんですからね。それを二つとか取ったら見えて来たというんですから、何でもないんですよ。我々の方でこう(御浄霊)やれば、膿が取れますから見えて来るんです。そういう様なつまらない事を大変な事の様に書いてありますがね。それで我々の方でもっとひどい盲を、これ(御浄霊)で治しても、知らん顔してますね。聞いても見ても、そんなものは、もう隠してますね。実におかしいですね。
近頃聞いてみると、薬屋さんなんかが非常に悪く言って、色々投書なんかをしているそうですがね。今は薬屋に影響――結局大して影響しますまいが、影響すると心配しているんでしょう。それはもう一歩考えてみると、それ程薬屋に影響するのなら、薬を使わなくて病気が治るという事を証明しているんですから、そうすると、薬を使わなくて病気が治るとしたら大変な救いですから、薬屋さんをやめて大いにこっちの方の宣伝をするのが本当です。薬屋さんの目的というのはお医者さんと同じで、やはり病をなくして人を救うというのが目的ですから、薬を服んで死のうと悪くなろうと、唯金さえ儲かったら良いと、それでは本当の悪魔的ですからそんな筈はない、とにかく如何なる商売――普通の商売と違って、人の病気を治し命を救う商売ですからして、まず己の金儲けは次でなければならない。ところがメシヤ教は薬に対して「邪魔する」「けしからん」という考え方というのはおかしいんです。こんな事は沢山ありましょう。私の方は別に薬屋を悪く言う訳でも、お医者さんをどうする訳でもないんですよ。それで、医者で治り薬で治れば結構ですから、私の方はやめちゃいますよ。しかし、それでやると治らないし、反って悪くなる。それでは黙って見て居られない。それを知らないならなんだが、根本的に知った以上は黙って居られない。それがそういうものだという事を明らさまにはっきり分からせる事ですね。分かる事が、その人には大変な困る事になるでしょう。だからまずやめるより他にしょうがないですね。やめたら飯が食えないというのならば、直ぐにやめなくても色々準備してやめれば良いんです。一番良い事は我々の方に相談に来る事です。どうしたら良いだろうと――そうしたら、やめて浄霊の方にとね。そういう事が社会に沢山ある。そういう社会だから、神様はそれを解らせて、それを救わなければならないという事になるんですが、まあ仕方がないでしょうがね。