姓名と時期
《お伺い》姓名の御教えを戴いておりますが、姓名が悪い為に、どうしても開けないと言う絶対の障りになる事が御座いましょうか。
《御垂示》絶対にはないですがね。或る程度はありますよ。良い方が良いけれども、時節で――無理に変えると言う事も出来ないですよ。そう言う事は考えないで、その儘にして置きなさい。変えなければならない様な時には、神様が変える様な手段をとってくれますからね。だから私は、どうしても名前を付けられない事がありますが、そう言うのは時期が早いんですね。
外人の入信。御神体
《お伺い》外人の入信者で、床の間が御座いません。御神体をお祀りする事が出来ませんが。
《御垂示》そんな事はないですよ。一番良い所に祀るのはね。壁に枠をつけてね。千手観音さんがあるでしょう。
《お伺い》光明如来様は。
《御垂示》相応すれば良いですよ。
《お伺い》親や兄弟の写真が御座いますが。
《御垂示》同じではいけないですよ。だから、壁に枠をつければ良い。
その霊が救ってもらいたくて憑る
《お伺い》霊を非常に感じる信者で御座いますが、明治神宮の境内に入ると同時に寒気が致し、淋しくなり、出ると同時に元に戻りました。
《御垂示》それは、天皇の系統の霊ですね。明治天皇じゃないだろうがね。明治天皇の子供さんもあるからね。その霊が救って貰いたくて憑るんです。その霊の淋しい状態が写るんです。私のに書いてあるでしょう。天皇の中にでも、未だ地獄に行っているのが沢山あるから、今に救ってやるからと書いてあるでしょう。
無肥料栽培,種が大事
《お伺い》無肥料栽培で藁を小さく入れますと、針位の大きさのドブにいるミミズがわき、発芽が悪いそうです。どう言う原因で御座いましょうか。
《御垂示》肥料が相当あるんでしょう。
《お伺い》二年目で御座います。
《御垂示》二年目じゃしょうがない。発芽しない事はないんですがね。
《お伺い》私共も、そう言う事が御座いますが、神様から種が不適当だからと言うのではないかと、他の種に変えさせて戴きますと、出て参ります。
《御垂示》ははあ、肥毒を多く食った種と、少なく食った為ですね。
《お伺い》ミミズがわくのは。
《御垂示》ミミズがわくのは良いんですがね。
《お伺い》沢山で、中でダンスをしており、下から持上げてしまいます。
《御垂示》初めて聞いたがね。
《お伺い》それは、肥料がうんとある所に出来ますミミズで、汚ないドブか何かにわくもので御座います。
《御垂示》糸ミミズと言うのですね。ボーフラの一種ですね。
《お伺い》それを全滅させますには、如何致しましたら。
《御垂示》客土すれば良い。
《お伺い》客土するより外に御座いませんでしょうか。
《御垂示》客土すれば肥料が無くなるから、それが一番良いでしょう。
《お伺い》無肥料栽培で以前から致しておりますが、成績が悪く、種はどうしてるか聞きますと、有肥の種を使用しておりました。現在無肥料栽培を致しておりますが、種に気がついておりませんので。
《御垂示》そうなんですよ。
原子爆弾の調査
《お伺い》原子爆弾の調査の通知を戴いておりますが、広島での体験が御座いました。その当日お道を奨めに参り、友人で御座いますが、私に会う事を拒否した人は全部駄目で、入信した人は全部助かって居ります。
《御垂示》それが、原子爆弾を避ける様な所に行って助かったのか、直接の所で助かったのかね。
《お伺い》両方御座いますが、充分調査致しまして。
《御垂示》そうです。細かく調べて下さい。私は、お守りを入れていれば、原爆の光線を防ぐと言う事を、思われるんですがね。何故、確実に防げると言わないかと言うと、霊界の火素の関係ですが、火素が強くなれば、完全ですが、今、はっきりは言えないんです。結局、原爆を免れると言う事は言えるんですね。
《お伺い》御浄霊戴いていた人は、裸で御守様はおはずし致して居りましたが、かすり疵一つ受けず、又役所に行く時間に、御浄霊に来た為に助かり、娘さんで学徒動員に行って居りましたが、その日は御浄霊を戴きに参り助かりました。他の――学徒動員で行って居た人は全部死んで居ります。
《御垂示》出来る丈精しく纏めてやって下さい。そうしたらアメリカにやってやろうと思っている。アメリカなんか非常に関心を持ってますからね。この間聞きましたよ。牧野ジョセフさんがね。アメリカの方で、原子爆弾の被害を幾分でも少なくすると言うので、非常に気を揉んで居ると言うので、少しでも逃れられると言う事があったら、大変な事ですよ。之を世界的に発表したら大変な事になりますよ。そうすれば、一躍救世主ですよ。今一番恐いのは、原子爆弾だからね。之が何でもないと言う事になれば、戦争なんか無いですよ。
《お伺い》土地なども、却って豊穰になっております。
《御垂示》そうですよ。学者は七十五年間は作物が出来ないと言う事を言っていたが、そんな事がね。
《お伺い》片端の子が多いと言う事を。
《御垂示》良い加減なものでね。