*一切はちゃんと定まっている 御垂示録2号  昭和二十六年九月八日 ①

    九月八日

 《御垂示》麦、米の二毛作は、麦が成績が良くないが、そのことについて御神示がありました。麦は畠に作るもので、麦を田に作ると言うのが間違っているので、穫れる訳がない。そんなにこすっからくしなくても、稲を田に作るだけで、食うだけは充分穫れる。肥料なんか――ああ言う事をするから穫れないんです。

 《お伺い》陸稲(おかぼ)は違う訳ですか。

 《御垂示》 陸稲もいけないんです。やっぱり水田が本当なんです。だから陸稲は今年は随分やられてます。やっぱり畠は麦と野菜に決まっているからね。人間は理窟でやろうと言うので、違っているんです。反って理窟は悪くても実際は良いんです。全て――やる事する事――都合なんです。一切はちゃんと決まっているんですからね。それを乱すから、うまくいかないんです。昨日ある偉い人が来ましたが――粗末な形(なり)して、タビも履かないでね。あれは間違っているんです。真善美ですからね。美がないんです。信仰によっては、汚い形して、粗末な恰好して、粗末な家に住まってますが、真善美ですから美しくしなければならない。美と言うと――こんな美しいとことは何処にもないですよ。美と言う事を忘れているから本当のものじゃない。強いて、不味いものを食って――不味いものを食べなければ生きて居られないと言うなら良いですが――わざわざ不味い物を食って、粗末な形をして、粗末な家に住まうと言うのが、かたい信仰の様に、人に思わせ様と言うのは間違っている。美味い物を食うと言うのは、美味い物を食う資格がその人にある。悪い事をしてではいけないがね。順調にして美味い物が食え、良い家に住めるなら本当です。さっきの論文の様に――ダイヤモンドと鉄の様にね。鉄は鉄として鍋や鉄道のレールを作る様になっている。金で鍋や釜を作ったり、鉄砲作ったりしても駄目です。金は金として、きれいにしてこそ値打ちがある。と言うのは装飾に使うべきですね、貨幣なら貨幣でもそうです。

     他の宗教でも間違っているのは沢山ありますよ。天理教では、相当な人が印半纏(しるしばんてん)を着て居るが、あれは間違っている。印半纏と言うのは職人とか何かの――礼服にもなるが――平等と言うのは嘘です。あれは衣服の平等と言いますが嘘です。悪平等ですね。神様は公平なんだからね。あれは嘘です。上中下に差別をつけるのが平等ですからね。だからあれは間違っている。

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