こんにちは、昨年暮れから、パソコン関係取り込み中で、”日々雑感”も随分失礼させて頂いております。
パソコン格闘半年、中々ケリがつかないのですが、ホームページの方向性をはっきりさせてもらわなくてはと思っています。
さて、先日、地上天国祭に箱根聖地に参拝させていただきました。
おりしも、箱根美術館では、
「箱根美術館70周年記念特別展示」初代館長 岡田茂吉ゆかりの美術品を中心に
が開催されていて、とても良かったです。前日、熱海のMOA美術館にも行って、北斎や広重を堪能させてもらいましたが、箱根でも、琳派系の美術品の数々にお会いできるなんて、感激でした❣️❣️
酒井抱一の「雪月花」はたいてい混んでいてなかなかゆっくり見れないのですが、今回時間帯のせいか、人があまりいなくて、しかも選りすぐりの作品展示で、私は「帰雲」が展示されているということで、勇み美術館に向かったのでした。
私は無準師範の「帰雲」が大好きなのです。日本に帰化されたお坊さんがお書きになられたとばかり思っていましたが、中国のお坊さんでした。(汗)
「雪月花」がじっくり見られて嬉しく、しかし、よく見ていると風のせいか、松から雪がこぼれ落ちる感じが描かれている事に初めて気付き(情けなや、既に何十回となく見させてもらっている)、感激しておりました。他、たくさんの展示ではありませんが、見るほどに見惚れてしまうというのでしょうか、豊かなひと時をいただき岡田茂吉箱根美術館館長に感謝感謝のひと時でした。
さて、家に帰って、再びパンフレットを見させてもらっていたら、「雪月花」の松の雪が降り落ちる感じがじんわりと再び伝わってきます。さらに隣の満月の絵から、雲がじんわりと動いて、月が雲から出てきたり、月が隠れたりする様子がこれもまたじんわりと伝わってきます。帰宅して再び感激しました。
「雪月花」を今までに何回も見させてもらってきましたのに、初めて動きを感じました。(汗)
抱一が描きたかったのはこれだったのかなーー。
などと自宅で再び美術館での感動を呼び戻す豊かなひと時をいただきました。
八尾屋