[メシヤ講座] “心臓停止” と “脳死” の違い 2012年12月①メシヤ講座大阪(私達の学び目からウロコの内容より)

“心臓停止” と “脳死” の違い

代表先生
今日は『心臓』という御論文を拝読させていただきました。

心臓という機能をメシヤ様はどのように解説してあるかというと、

『そこで三原素を吸収すべき主要機能としては心臓、肺臓、胃の腑である。即ち心臓は霊界から火素を吸収し、肺臓は空気界から水素を吸収し、胃の腑は物質界から、土素を吸収するのである。だから此理を基本として、人体の構成を見ればよく判る。』

ということですね。

心臓については、メシヤ様は霊界から火素を吸収するんだ、と。

でも、私達は物質的には、肺臓によって空気中から酸素を吸収している。そして心臓から全身に送り込んで細胞で燃焼して二酸化炭素を排出する、というふうに、だいたい教えられております。

それから食物を吸収するのは胃で、腸から栄養素を吸収して肝臓を経るなどして、そして心臓からまた全身に栄養を送るというふうに、学校では習ってきたので、心臓の役割についてはポンプの働きだという、現界の現象面だけを理解している面があります。メシヤ様の今回お話されてる『火素を吸収する』ということが抜けてしまうので、このことを明確にしておきたいと思います。

昨日もですね、M○Aの・・、東方○光教団の分院さんばかりが集まっているので、「臓器移植の際の脳死というのを、M○Aではどのように説明していますか?」と聞いた時、・・M○Aでは脳死を認める認めないという話はしたことあるの?

参加者 
ないです。

代表先生  
あ~。

参加者 
でも、専従者の方にお聞きした時は、まぁその専従者の方だけの考えかもしれないけれども、「亡くなっているということですよね」というふうに。

代表先生  
脳死がですか?

参加者 
はい。

代表先生  
教団自体が、東方○光教団がそのことについてなんて説いてきたか?脳死を?天聖真○会は?

参加者 
いやぁそんなのはないですね。

代表先生  
ないのかね。

参加者 
全然ないです。

代表先生 
う~ん、東方○光はあんまり説いてないのかね。

参加者 
御教えがあるから、死ということでね。肉体から離脱して霊界に行くから、それに基づいていると思うんですけどね。

代表先生  
いやいや。だから、脳死、は?

参加者 
脳死は、だからもうすでに死んでると思っていると、

代表先生  
死んでると思っているのね。だからこの今日の御教えを基本においておかないといけないのは、心臓停止が死だ、ということ。

参加者 
あっそうか。

代表先生 
ね、脳死は死ではない。脳死というのは、脳というのは我々にとって何のためにあるのかというと、思考、・・まぁ一番、心の場合は、我々が考えたりいろいろ思ったりする時に使う臓器が脳であって、魂自体は心臓が止まるまでは抜けないのでね。脳死の段階で魂は抜けない。

だから脳死というのは死ではない。このことを我々は明確に、今日の御論文を基にもっておかないと、世の中のそういうものに流されてしまうわけですよね。

参加者 
だから苦しいということですよね。ずっとそのまま生きているからね。

代表先生 
だからこれを明確にしておいて下さい。

参加者 
酸素だけ送ってる場合も、結局心臓は動いてるから死んではないんですね。

代表先生  
死、ではない。

界と霊界の繋がるところが心臓

代表先生
それから、心臓は火素という最重要素を吸収する場所で、火素は霊界からいただくものですが、みなさん、お一人で真っ暗な部屋に閉じこもって、そこで心臓の音だけを響かせたら、どんな感じになりますか?

真っ暗のところで心臓の音だけを「ドッドッ」という音を聞くとなると・・・。

参加者 
安心する感じになるかな?

代表先生  
安心するというのは、お母さんのお腹の中で聞いた音なので、安心するという面と、もう一つはそれだけを直接響いた音を聞くと、おそらくね、ちょっと不気味な音に聞こえてくると思います。

羊水というのを伝って聞こえてくる心臓の音は、お母さんの体内で聞く音なので心が安らぐんだけど、あの心臓の音を直接聞くと、少し気持ちが悪い感じがする、恐い感じがすると思う。

これは霊界から火素を送り込んでくる時の音なので、だから霊界に少し触れるという、いわば霊界の音が聞こえてくるわけだからね。

それが今日メシヤ様が解説して下さっている『抑々此機能は、霊界と最も密接な関係である点である。』ということです。

「霊界(霊)と現界(体)の密接に繋がるところが心臓」ということになります。

だから心臓に対する概念を、この御論文に基づいてもっておかないと世の中で動いていることに流されていくので、とりわけ、しっかり今回の御論文を拝読しておいていただきたいと、そういうふうに思います。

それから私が救世専門学院にいる時に、生物学は京大の教授が教えに来てくれていましたが、最初、第一講目の挨拶直後にその教授に当てられて、「君、生命とは何ですか?」と聞かれた時があるのね。

生命とは何かというと、さっき○○さんが言ったように、霊と体がありましてとか、話をしようと考えている時に

「まぁこういう質問を急にしても分からないでしょうけれども、酸素を二酸化炭素に変える行為が生命なんだ」

というような説明をして、まぁその教授が考えている生命というは、いわゆる「呼吸が生命だ」というようなことでずっと構築して、我々に教えてくれたんですね。

メシヤ様から今日の御論文で提示いただいたように、

「霊界から火素を吸収して、そして水素と土素を肺と胃から吸収して、この三原素によって生成化育していくのが生命の実態だ」

というふうに、もう少しその教授に説明すればよかったんですけれども、しかし、その時には、こうした御論文をまだ私の中にしっかり構築して持っていなかったので回答に窮したことがありました。

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