御教え集1号 昭和二十六年八月二十八日 *脳膜炎、頭の浄化(昭和二十六年九月二十日)

(お 伺い) 本年十三歳の女子と九歳の男子二人が肺炎を度々繰り返し、その後次第に目が見えなくなり現在二人脳膜炎の様な症状でございます。弟の方は二ケ月程御浄霊を頂きまして、以後腹がはって来て御浄霊を嫌がります。三年前に家族四名が入信させて頂き、その後大光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させて頂いて居ります。御浄霊を嫌がる事は何か霊的関係が御座いましょうか。御浄霊箇所を謹んで御伺い申し上げます。

〔御 垂 示〕
肺炎は良い浄化ですからね。肺炎と言うものは、痰になってみんな出るんですからね。それを、痰を出さない様にする。その時に熱がありますからね。頭を氷で冷やした。そこで頭の毒が固まってそれで視神経を妨げた。それで、見えなくなって脳膜炎になった。頭の中に毒を固めたんです。頭を良く浄霊すれば治りますよ。弟の方ですね。腹が張るのは、頭を浄霊すると薬毒が溶けてお腹に溜まるです。ですから、これは薬毒によるんです。非常に溶け易いのと、溶け難いのがある。お腹迄は良く溶けて、それから小便にならないのがある。

 こういう嫌がるのは寝た時にやってやると良いね。後ろをやると良い。背中ですね。頭の毒が溶けた場合は、これが胸の方には行かないんですよ。背中の方に行き、そうして、便とか小便とか――そういう風になる。だから赤痢なんかも頭の毒が溶けて背中を伝ってお腹に行き、下痢になる。ですから、赤痢の原因は頭なんです。そうすると治ります。目も見える様になります。やはり、そういう時は霊力が強くなくてはならないから――霊を強くするには力を入れないんです。強くしようとして力を入れると駄目なんです。一生懸命にやると、どうしても駄目なんです。何と言うか、一生懸命に――気を抜いてやるんです。一生懸命になると力が入るから治りが悪くなる。そこで、落着いてやった時は、かえって良く効くんです。

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